世の中が悪いと思えば悪くなる、良いと思えば良くなる

世の中は悪いもの、悪いことが多いと思っていると、本当に悪いことを沢山見たり、時には経験することもあります。逆にいいことが多いと思っていれば、いいことを見る機会が増えたり、いいことが起こります。実は出来事というものは他人や社会が良い悪いを決めるのではなく、あなたがその出来事に大して良いか悪いかどちらの感情を持つのかで判断できます。

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幸福に思えるものは裏を返すと不幸にもなり得る

結婚や出産、昇進などはいい出来事のように思う人も多いですが、その裏では色々と大変なこともあります。結婚をすると配偶者との生活や義家族とのトラブルなどもありますし、子供が生まれると子育てで心身を消耗してしまうこともあり、表向きは幸福に見えても時には、その出来事が不幸だなと感じる事もあります。

不幸の中から1つでもいい所を見つける

不幸な出来事が起こった時、不幸だなと感じる時は、その中から一つでもいいのでその出来事があってよかったことを、探してみてください。不幸の中でそんなもの探せるか!と思うかもしれませんが、投げかけた疑問は時間が経ってから必ず返ってきます。

例えば罵声を上げる人や、乱暴な人に出会い嫌な思いをしてしまったとします。罵声を浴びさせられるととても気持ちが落ち込むし、恐怖心も湧き出ます。そこで罵声を人に浴びせると、人にそのような感状を与えているのだなと知ることが出来、自分から人に罵声を浴びさせるようなことは、止めようと決意することが出来るようになります。

不幸の中にも幸福の種があります。最初は見つけられなくても、時間が経って少しずつ探していけるようになれば大丈夫です。

見つめたものが拡大する

世の中は自分が興味を持ったもの、自分が探しているものが拡大していきます。何かに興味を持つと急に、その情報が増えたように感じることありますよね。全く興味の無かった音楽に興味を持つと、音楽関係の店が急に気になりだして、近所や出先でその関係の店をよく目にするようになります。

もともと店自体は存在していたのだけれど、人は興味のないものにはあまり見向きをしません。興味関心を持って初めてその店の存在に気づきます。

乗りたい車や興味のある車も、それを意識すると道に沢山その車が走っているのを確認することもあります。私も北海道に行きたいとよく思うことがあるのですが、何故か北海道に関する情報をよく見ます。食品の原材料が北海道産という小さなものもありますが、興味を持てばあらゆる所からその情報が入ってきます。

良い悪いもあなた次第で決まる

物事の良い悪いは、あなたの判断次第で決まります。結婚がいいものだと思えば結婚がいいという理由を沢山探すことが出来、結婚が悪いと思えば結婚が悪いという理由を沢山探し出します。本来どんな出来事もそれ自体はニュートラルなもので、良い悪いはありません。

社会や人が物事を判断しているように感じるかもしれませんが、人の判断というものは大抵曖昧で、その人の状況や考え方の変化で判断は時間とともに変化していきます。人の判断に左右されることの多い現代ですが、人に流されていては自分の考え方が鈍ってしまいます。

幸せになるためには自分の考えを持つことが大切です。小さなことでもいいので、出来事や状況に対しての自分なりの判断を決めるのが大切です。

本日もお読み下さり、ありがとうございます。