ネガティブな感情は無理に抑えなくても良い

自己啓発系の本を呼んでいると、ネガティブな感情を無くしたい、そんな感情を出してはダメだと思いがちですが、ネガティブな感情は抑えても消えることはありません。

むしろネガティブな感情が抑圧されてしまうと、余計に負の感情が積もっていくため、感情を発散させたい時は我慢せず発散することも必要です。

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感情を抑圧させすぎると、爆発したときが酷くなる

私の経験ですが、昔は私はいろいろと嫌なことがあっても発散させることはせず、我慢することが多かったです。読書をしていてもネガティブはダメなどと書かれていて、ネガティブな感情を出すのは悪だと思い込んでいたころもありました。

しかし、そうしているうちに鬱憤がたまり、その感情が爆発した時に思いもよらない行動をとってしまいました。感情を抑えに抑えて爆発した時は、理性が働かなくなります。

普段から何かしら我慢をすることが多い人は、少しずつ我慢することを減らしていく必要があります。我慢していてもいい事はありません。

ネガティブを少なくするには、嫌な人からは離れる

自分が嫌だと感じている人がいるのであれば、早急にその人から距離を取るのが大事です。

嫌な人を見るだけでドキッとしたり、冷や汗が出たり、胃が痛くなったりと体にまで何かしらの影響が出てきます。嫌な人がなにか悪意をぶつけてくるのなら、その悪意により体や心が傷つけられてしまいます。

悪意は自分の心を追いやり、最悪な事態を引き起こる原因にもなります。また、嫌いな人がいると自分もその人に対して、憎しみなどの感情が高ぶっていき、自分の心が曇っていき汚れてしまいます。

次第に積年の恨みが溜まり、嫌な人に復讐をしたいという思いまで抱いてしまいます。そんな感情が常に頭を支配するようになると、潜在意識も悪い方に変わってしまいます。

嫌な人、悪意をぶつける人といると、自分が狂ってしまうこともあります。乗り越えていくことも出来るかも知れませんが、それは難しいです。

とにかく嫌な人からは、自分の視界に入らない所まで離れてしまうのが大事です。私も過去にこの人の近くにいては危険だと感じ、退職するという思い切った行動をしたこともありました。

嫌な人といると、ネガティブになる機会も増えてしまいます。ネガティブになることに悩むのであれば、ネガティブになる機会も減らすことが必要になってきます。

ネガティブな感情は認めてあげる

友達がSNSで上げてた写真に嫉妬したり、好きな人が異性と楽しそうに話しているのを見て嫉妬したりと、ネガティブな気持ちになってしまうシーンは、日常で沢山あります。

「そんな事で嫉妬するのは醜い」「嫉妬の感情は感じたくない」と嫉妬の感情を否定したくなるかも知れませんが、嫉妬しているという感情はそのまま受け入れてあげましょう。

SNSでの嫉妬はすぐに昇華されてしまいます。「クソ、悔しいなぁ」と思いつつ、あまり書き込みに対し深入りしないことが大事です。SNSの情報は滝のように良いことも悪いことも流れていきます。嫉妬したSNSの情報も知らないうちに、情報の滝に流されてしまっています。

SNSでは自慢ばかりしてきて嫉妬の感情をいだきやすい人、嫌なことばかりつぶやく人など、気に障る人がいたらすぐにブロックするなどして、関わらないのも大事です。

ネガティブな感情を吐き出したい時に吐き出すのも自愛

自愛は自分のやりたい事をさせてあげるのが大事です。食べたいものを食べる、行きたいところに行くなどの他に、今感じている気持ちにも応えてあげましょう。

怒りたかったら怒ってもいい。自分の思っていることを否定するのは自愛になりません。自愛のコツに自分を誰よりも大事にすることがあります。好きな人がネガティブな感情で落ち込んでいたら、何とかしてあげたくなりますよね。その気持で自分を何とかしてあげるのです。

一人でいたいのなら、一人でいてもいい。カウンセラーに頼りたいのであれば頼ってもいい、占いに頼りたければ頼ってもいいです。自分のできる範囲で、自分が癒やされたりする場所へ行くのです。

負の感情でも、思いっきり誰かの迷惑にならない限り、その感情に応えるのも自愛です。

ネガティブな感情も感じて感じきれば、次第に気持ちは落ち着いてきます。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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