自分優先で生きる、と聞くと「自分勝手だ」「私は人に振り回されているから、自分優先なんてできない…」等の想いか浮かび、なかなかその言葉がスッと入ってこないかもしれません。
急に根本的に考え方を変えたり、行動を変えるのは難しいものです。しかし、日常生活の些細な部分だけでも、今自分がやりたい事、欲しい物を選んでいく事は大切です。
自分の好きなものを選べばOK
ファッションや持ち物、誰かと一緒に食事に行ったときに選ぶメニューなどは、つい世間や知人友人の目や意見が気になってしまうかもしれませんが、自分を押し殺してまで他人の目線を気にする必要はありません。
たまたま世間の流行や、一緒に食事に行った人と好みが合う事もあるかもしれません。
でも、流行のファッションをしなくては嫌われる、同じメニューを頼まないと嫌われるといったように、人の目を気にしすぎてしまうと心が疲弊してしまいますし、自分の本当の好きなものが何なのかが、分からなくなってしまいます。
それに、世間の流行に乗れてないから嫌ってくる人や、自分に合わせてくれないから不機嫌になるような人と、一緒に居るのは疲れてしまうものです。
自分らしさを出して嫌な顔をする友達や恋人よりも、自分らしさを尊重してくれる友達や恋人と付き合うほうが、一緒に居ても楽しいし、気持ちも楽です。
一瞬で判断したものが正しい
今やりたい事を選ぶ、今買いたいものを選ぶ等、私たちの生活は小さな事も含めて、何かを選択することの連続です。
特に引き寄せや潜在意識に興味があると、何を選んで何をするのかに敏感になってしまうのかもしれませんが、大切なのは選ぶものが自分が望むものなのか、自分が欲しい物なのかを把握する事です。
選択肢を前にすると、「これが欲しいけれど高いから、よく似た安いもので妥協しようかな…」「眠りたいけど今頑張ってやらないと駄目だ…」等と今感じた願望を、あれこれ理由をつけて押し殺してしまう事もあると思います。
しかし、自分が何を選びたいのかは実は何かを選択する地点に立った時に、既に答えは出て言います。
欲しいものを買う時も、それを目の前にすると何かピンとくる物を感じます。そのピンとくるものが自分にとって今必要なものです。
買った後で後悔したり、すぐに必要ではなくなるかもしれませんが、今の自分の直感で物を買うという経験を積み重ねる事で、自分が本当に欲しいものを選ぶ感覚が研ぎ澄まされていきます。
何となく嫌だと感じるものは選ばなくてもいい
何か選択肢を前にして、一瞬で何か嫌だ、興味が湧かない等、何か違和感を感じるものがあれば、無理に選ぶ必要はありません。
知人の手伝いなどがあったとしても、無理に自分が出向かなくてもそういう場合は、他に役割を果たしてくれる人がいるので大丈夫です。
自分が断る事で相手に嫌われる、嫌な顔をされると不安になるかもしれませんが、そもそも頼みを断ったからといって嫌な顔をされたりと、不快感を感じる相手と一緒に居るのは嫌ですよね。
だから、嫌だなと感じる相手と無理に一緒に居る必要はありません。人と人との縁は微妙な関係なものでも、切れるのが寂しく感じるものですが、自分にとって好ましくない相手と無理に、繋がり続けているのも心身共に悪影響です。
自分らしく生きたい、自分を大切にしたい、と思うのであれば時には腹をくくる事も必要です。
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