ツンデレメソッドは願望に対して、「~したくない」という暗示をかけていくもので、私は知った当初は怖くて使えなかったのですが、たまたま観たサイトで気になったので、試してみることにしました。
アファメーションは例えば「私はお金持ちになりつつある」「私はお金持ちになった」等と暗示をかけていても、現実と見比べてしまい、いくらお金持ちと暗示をかけていても、潜在意識には響かないことがあります。
それを「お金持ちになりたくない」と暗示をかけることで、今のお金のない状況を肯定しつつ、思考は「お金持ち」というところにフォーカスします。
「~したくない」と言っているのにも関わらず、思考は「~」の部分を意識してしまうものです。
ツンデレメソッドが怖い時は使わない
ツンデレメソッドに対し不安を感じる時は、無理に使う必要はありません。不安や怖いという感情で良くないものを引き寄せてしまう可能性があるからです。
また、肯定的な暗示を素直に受け入れることが出来るのであれば、このメソッドはしなくても大丈夫です。
言うことで願いが叶わないかもしれないと思う時は、別のメソッドに行ってもいいのです。メソッドは絶対というものはありません。人それぞれ向き不向きがあるものです。
その都度好きなものを選んでいけばOKですよ。
好きな人に嫌われたいと思うことで、楽になれる
好きな人に嫌われたいという言葉は、恋愛成就をしたいときを考えると「何を言っているんだ」という思いを抱いてしまうものですが、好きな人に嫌われたいと呟くことで、相手に対しての緊張感がスッと和らいでいきました。
好きな人を目の前にすると、何を話そうかどうやって声をかけようか、嫌われないようにするにはどうしたらいいのかと、あれこれ考えてしまいます。
好きな人に対して「絶対失敗できない」「ミスできない」「好かれなきゃと」等と思って自分で、無意識のうちにプレッシャーをかけてしまうものです。
しかし、「好きな人から嫌われたい」と思うことで上記のような考えがめんどくさく感じて、自然体に行けばいいやという気持ちにさせてくれます。
私は切羽詰まって、もうダメかなという時にこのメソッドを始めたのですが、自分へのプレッシャーが減って気持ちが楽になりました。
嫌われたいという暗示にはかかりにくい
人は基本的に人に好かれたいと思っています。それほど面識のない人であっても、その人に嫌われてしまうと、悲しくなるものです。
「みんな嫌いだ」「もう誰も信じない」等と人に対して壁を作ってしまう時は実は、人に愛されたいのです。人はどのような状況であっても仲間を求めたくなるのです。
だから「嫌われたい」と暗示をかけてもそのとおりには進まないのです。私も「嫌われたい」という暗示をかけて、自ら嫌われるような行動を取ろうとは思いません。
「嫌われないようにしよう」「感じよくしよう」と思っているときのほうが、嫌われたいと暗示をかけるより危険です。自分を良く見せようとすると体は緊張してしまい、言動がぎこちなくなってしまうものです。
「【~】したくない」というと「いやいや、本当は【~】したいのでは」という言葉が返ってきます。「好きな人に嫌われたい」と暗示をかけることで、「それはおかしい」と頭が反応するのです。
ゲームで勝ちたくないと暗示をかけることで勝てた
ゲームをしていると、何が何でも勝ちたいと気分になり、それが執着となって勝てなくなることが結構あります。
でも、勝ちたくないと暗示をかけてみると、スルッと勝つことができたのです。メンバーに恵まれたというのもありますが、余計な変な執着を緩和させてくれる力があります。
ゲームと言えど対戦とかをしていると、案外熱くなって勝利に執着してしまいやすいです。「勝ちたい」「勝ちたい」と思えば思うほど勝てないのです。
「結婚したい」「恋人がほしい」と必死になっている時ほど、全くいい縁が無いのに似ています。
気持ちが楽になる
「嫌われたい」「勝ちたくない」という暗示は良くないように見えるけれど、「好かれたい」という思いを抱く背景には、「好かれていない」「嫌われているかも」という不安感が存在しています。
「嫌われたい」と暗示をかけることで、今の嫌われているかもという感情を肯定することができます。
メソッドは今の感情を否定して、暗示をかけようとしてもうまく行かないものです。感情は否定することでその否定された苦しみが、積もり積もっていきます。
ツンデレメソッドのおかげでいつも緊張していたシーンが、リラックスできるようになりました。細かいことが気にならなくなってくるのです。
「多少失敗してもいい」と楽になれます。
199式のように言い聞かせるメソッドもありますが、どうしても出来ない時だってあります。「ああしないと叶わない」「こうしないと叶わない」というルールはありません。
1つのものに集中してもいいし、止めて違うことをしてもいい。潜在意識で願いを叶えるには、気軽に楽しんでいけばいいのです。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。