人に対して放った感情は、相手ではなく自分に戻ってくるということから、自分は他人、他人は自分という気持ちが最近強くなってきています。
この世の中の人や物は、全て同じものから出来ているのです。あなたの恋人も、友達も、親や兄弟、嫌いな人も全て元々は一つなのです。
人は繋がっている
人はそれぞれ分離しているように見えますが、自分より優れた人、どうしようもないほどひどい人は、全く繋がりがないように思えますが、全ては繋がっているのです。
全ての人や物をパズルと考えると、私達はパズルのピースになります。パズルのピースは一つでも欠けると、パズルを完成させることは出来ません。
どうしようもないほどひどい人も、何かしらの長所があります。ひとりひとり素晴らしい部分が必ずあり、役割も必ずあります。
人は繋がっているのに、合わない人がいるという事は、ただ波長が自分とは合わないのです。いろいろ因縁とかもあるかもしれませんが、波長の合わない人同士は一緒にいることが出来ません。
自分自身も波長が変化していくため、近くにいる人や環境も随時変化していきます。波長が変われば、今まで合わなかった人と出会ったり、今まで一緒にいた人と離れてしまうこともあります。
人に対して良くない感情を持つのは、分離していると感じるから
人はそれぞれ個性があり、性格も違うし、得意なものも違うため、自分と他人とは分離していると考えがちですが、離れていると感じるから、人に対して良くない感情を持ってしまいがちです。
また好きな相手には良い態度をとるけれど、どうでもいいと感じる人にひどい態度をとっているようでは、巡り巡って好きな相手に好かれない、嫌われてしまうという状況に陥ることもあります。
私が昔行った、アルバイトでたった1日だけでしたが、目上の人には良い態度を取り、目下の人には横柄な態度を取る人に出会ったことがあります。
その時は嫌な気持ちでしたが、それから長い年月が経ち、自分もあの目下の人に横柄な態度を取る人のように、好きな人だけに良い態度を取り、後のどうでもいい人に冷たい態度を取っていたことに気がついたのです。
そんな行動をとってしまったのは、人は分離していると感じていたからです。好きな相手だけに良い態度をしていればよいと感じたからです。
どうでもいい人に冷たい態度を取っていた時は、その時は良かったかもしれませんが、時間が経ってから自分の状況が悪くなってしまいました。当時の好きな人が離れざるを得ない状況に陥ったのです。
人は分離していると考えると、「あいつには嫌な態度をとってもいい」と悪いことを考えてしまいやすくなります。自分にはあまり関係のない人であっても、その人にとる態度は自分に戻ってくると考えると、どのような人であっても態度には気をつけなければならないのです。
自分にしてほしいことを人にする
自分がされて嫌なことを人にしなければ、嫌なことは返ってきません。
自分は優しくされたいのに、人に厳しくしていては、言っていることと行動が矛盾しています。そのままでは厳しくされる現実が返ってきます。
優しくされたいのであれば、知らない人であっても優しく接することが大切です。
羨ましく思うことは自分にも出来る事
自分より絵が上手い人、歌が上手い人などに出会うと、嫉妬してしまったり羨ましく思ったりすることがあります。
「自分はあんなに描けない」「自分はあんなに上手く歌えない」など、弱気になって自信をなくすこともあるかもしれません。
でも、人ができて自分が羨ましいと思うことは、自分でも出来る力があるのです。
また、絵は上手い下手だけでは、良い作品と判断できない部分もあります。絵は自分の感性に合わないと、いくら上手い絵でも良い作品とは感じにくいものです。
作品を見て嫉妬してしまう、羨ましく思うのは自分にも出来る力があるのです。全く興味のないジャンルですごい成果を上げている人を見ても、嫉妬したり憧れたりすることは少ないと思います。
他人と比較ばかりしていては、士気も下がってしまいます。また評価は人が決めるのではなく、自分が決めるのです。
人に叶えられることは自分も叶えられる
自分は他人、他人は自分だから、人が叶えている自分も叶えたいことは、自分にも叶える力があります。
復縁したいという願いも、億万長者になりたいという願いも、自分がまだ叶っていなくてもすでに今叶えている人はいます。
途方も無い願いだと、叶えるまでのブロックも強く、不安も大きくなりますが、願いは放った時点で叶うためのプロセスが進んでいます。
願いが叶う寸前というものは、実はよくわからないものです。突然叶うこともあるし、不安でいっぱいの時に叶う時もあります。
叶うまでのプロセスは本やブログ、人の言葉の通りに行くとは限りませんし、個人差があります。
実際叶えている人がいることは、自分でも叶えられるのです。だから安心して日々過ごしていれば良いのです。不安を感じる時も、不安を感じながらも、出来る限り安心な気持ちでいることです。目の前の事も大切にしていってください。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。