未来の不安は、不安を感じる未来へタイムトラベルをしている

タイムマシンで過去に行ったり、未来へ行ったりと空想を描き、タイムマシンの実在化を望む人は多いと思いますが、私達は過去や未来のことを考えている時、過去や未来にタイムトラベルをしているのです。

体が過去や未来に行ったりしていなくとも、思考の上で過去や未来を思い出したり、想像したりすることで、感情を先取りすることができます。体よりも先に感情が未来へシフトしている=タイムトラベルしているのです。

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夢は時としてリアル

タイムトラベルを信じなくても、時折見る夢が現実のようリアルに感じることは、割とよくあることだと思います。

私も目が覚めるまでは夢の世界が本当の世界のように感じて、目が冷めた時に驚くことがありました。

ベッドや布団の中で肉体が眠っている状態なのに、リアルすぎる夢を見るということは、日頃からの考えや思考なども影響しています。

空想もリアルになればなるほど、リアリティが増していくのです。

未来の不安は、不安を感じる未来へ一時的に行ってしまっている

未来に対して不安になっている時は、一時的にもその不安な未来を体験してしまっています。

しかし、最悪の事態というものは考えている時にはほぼ起こりません。何も考えてない時にこそ嫌な出来事が、想像していないことが起こります。

友達や恋人とのちょっとしたことでの絶縁しそうになるほどの喧嘩、事故や災害などは大抵予想していない時に起こることが多いです。

取り越し苦労は疲れるだけ

私は過去に取り越し苦労をしすぎる傾向がありました。最悪な事態が起こった時に、ショックを受けたくないという思いからの行動でした。

しかし今思えば、取り越し苦労はただただ、しんどいだけでした。折角の貴重な時間を嫌なことを考える時間に費やすのは、精神衛生上にも良くありません。

取り越し苦労が多かったのは、中学高校の頃でした。受験に失敗したくないという思いが強かったのでしょう。試験の成績はそれなりに良い方でしたが、それでも常に安心できない自分がいました。

取り越し苦労をしやすいのは、危険に備えたり、試験などの対策に役立つことはありますが、常に気が休まりません。それに取り越し苦労も、不安を感じる未来へタイムトラベルをしてしまっています。

タイムトラベルとあるように、トラベル=旅行とは本来楽しいものです。取り越し苦労をしても良いことはあまりありません。未来の不安にフォーカスせず、休みの日に何をするかを考えてワクワクしたりと、安心や楽しい未来にフォーカスするほうが大切です。

未来への空想はネガティブなことが多くなる

未来への空想=タイムトラベルは、大抵悪いことが多いです。情勢不安や災害、貧困などに対して、現代は誰しも大なり小なり不安を感じやすいと思います。

しかし未来の不安にフォーカスし続けることで、その未来に視点が行ってしまいます。

まず大事なのは、未来よりも今です。今やりたいことをする、今楽しむことをする方が、未来の不安を考えるよりも1000倍大事です。

今を大事に楽しんでいると、楽しい気持ちなることが出来、生活が充実してきます。今やりたいことは些細なことでも良いのです、お金や時間があまり無くとも出来ることは沢山あります。

ちょっとした模様替えを楽しむ、気になるカフェのメニューを試してみるなど、1ミリでも心がわくわくすることをするのが、未来の不安にフォーカスするより1000倍大切です。

普段ネガティブすぎるとなかなか、良い考えにシフトしないかもしれませんが、そこは少しずつ感情を動かしていく必要があります。何事も急には変わりません。少しずつ変えていくのです。

今を大事にすると未来へのタイムトラベルが楽しくなる

今やりたいことをやっていると、今が充実してきます。私は最近、部屋のちょっとした模様替えをしようかと考えているところです。

そうしていると、模様替えに必要なものを店に見に行こう等と、明日(未来)が楽しみになってくるのです。

明日どうしようかとワクワクしているだけで、楽しい未来へのタイムトラベルが出来ています。

未来は楽しいことだけ考えれば良いのです。楽しい気持ちは心を強くします。ワクワクしている時って些細な嫌なことが起こっても、あまり気になりませんよね。いつもご機嫌でいればそれだけで、幸せにもなれます。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。皆様に沢山の奇跡が降り注ぎますよう、お祈りしております。またいつでも遊びに来てください。