楽しいはずの旅行、楽しいはずの各種イベントに行ったとしても、時にはトラブルに巻き込まれたり、一緒に行った人と揉めたりと、嫌な経験をしてしまうこともあります。
そうなると楽しいものも楽しめなくなり、終わってからも嫌な気持ちが残ってしまいます。ストレスを解消するためのものが、余計にストレスをためる原因になってしまい、辛いですよね。
でも、辛い状態は一過性のものだし、終わってしまったことにクヨクヨ考えても、心が重たくなるだけで百害あって一利なしです。嫌なことが遭ったからと言って、今後も楽しめなくなるわけではありません。
慣れない土地だと色々あって当たり前
大抵旅行へは慣れない土地へ行くことが多いと思います。そのため行きたい店や施設も思うように見つかららないことも多いです。
特に友達や恋人だけで、行き当たりばったりの旅行では、お土産屋さんが見つからなかったり、行きたい所をどうするかで揉めたりと、自由が多い分揉め事が起こる可能性が多くなってしまいます。
楽しい日にアクシデントが起こると普段よりもショックが大きくなる
旅行やイベントは楽しいもので、その期間は楽しいことばかりを経験したいものです。でも、世の中は何が起こるか分かりません。
怪我をしたり、服を汚したり、他のお客さんと揉めたりと何かしら、良くないことが起こってしまうこともあります。
それは日頃の行い云々ではなく、ただ出来事として起こってしまっただけです。
楽しいと感じる時に嫌な目に遭うと、普段よりもそのショックが大きくなり、旅行が台無しだとまで思うようになってしまうこともあります。
自分ひとりの旅行だとそうでもいいのかもしれませんが、一緒に誰かがいるとその台無しだという感情を振りまくことで、彼らの気持ちも萎えさせてしまいます。
楽しい時間のアクシデントは辛いですが、そのアクシデントはほんの一瞬の出来事です。旅行のたった一部です。そんなたった一部の出来事でイライラしたり、悔しがっていたら、「たった一部」が「旅行中全部」になってしまいます。
アクシデントにめげず、気持ちを切り替える
旅行やイベントでアクシデントに遭うと、気持ちは楽しくなくなりますが、その調子で居てはずっと終わるまで嫌な気持ちで居なければなりません。
嫌な気持ちは考えれば考えるほど増幅していき、怒りを感じるようなところではないところでイライラしやすくなります。アクシデントはただ単に起こっただけです、アクシデントは楽しい旅行やイベントとは関係ありません。
アクシデントでずっとクヨクヨ、イライラする事は百害あって一利なしです。旅行やイベントの同行者にも気を遣わせてしまうし、とにかくその感情を保ちつづけることが、旅行やイベントの質を下げてしまいます。
旅行で楽しむには、嫌なことが起こってもそれをいつまでも考えずに、忘れてしまうことです。誰かと一緒だと、嫌な気持ちを彼らにも巻き込んでしまいます。
些細なことがトラブルに繋がる
人間関係のトラブルって本当に些細なところから始まるのです。自分よりも距離が近ければ近いほどその傾向は強まります。ちょっとしたボタンの掛け違いが、面倒なトラブルになっていきます。
カップルが車でデートしていて、そこで流す音楽で揉めて喧嘩になるということもあり、そういうちょっとした争いの種は本当に些細なところにあります。
人同士は距離が近くなるに連れ、相手に対しての遠慮も薄くなっていきます。些細なトラブルを少なくするには、親しい人との間にも礼儀や譲り合いを持つことが大切です。
上に書いた車で流す音楽の事も、お互い流す音楽を譲り合ったり、順番で好きなものを流していくようにするなどルールを決めれば、喧嘩になることもなかったと思います。
些細なことで揉める時は、相手に対しての礼儀などが面倒になっている、忘れているからです。
旅行やイベントも近しい人と行くことが多く、その人達と揉め事を起こすと、それだけで楽しくなくなってしまいますよね。
旅行などになるとつい気持ちが散漫になってしまいますが、一緒にいる相手への礼儀を忘れてはいけません。
嫌なことが起こっても次の旅行に活かせばいい
嫌なことで旅行が台無しになったと感じても、次の旅行にその悪かった所を見直していけばいいのです。
人は痛い目に遭わないと、なかなか変わろうと出来ません。嫌なことが起こるのも、それは自分をいい方に変えていくキッカケです。
時間が経てば嫌な思い出は薄くなっていき、いい思い出ばかりが残るようになります。過去が美化されると言われるよう、過去はいいものだと思い出に残るのです。
今回嫌なことがあっても、それすらもいい思い出になる時が来ます。とにかく嫌なことに長く留まらず、少しでも考える時間を減らすことが大切なのです。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。皆様に素敵な奇跡が沢山降り注ぎますよう、お祈りしています。