マイナス感情はもう一人の自分

不安や怖れ、マイナスな事を思ったり、考えたりしてしまうと、まるで自分が思ってしまったかのように感じてしまいますが、それらの感情はもう一人の自分が、思ったり考えている事です。

マイナスな事を考えてしまうと、「こんなことを考えては駄目」「ポジティブにならなきゃ」と思うかもしれませんが、そのように自分に厳しく接する必要はありません。

いくら不安になっても怖れを感じても大丈夫です。「不安になってはいけない」「マイナスな事を考えてはいけないと」自分を追い詰めてしまうのが良くありません。

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自分に対し丁寧に接する

不安を感じたり、マイナスな事を考えてしまうとつい、その事について自分で自分を責めてしまうかもしれません。

それに、不安を感じていないようにふるまったり、無かったことにしてしまう事もあるかもしれません。

私もマイナス感情で気持ちが下がったり、落ち込んだりしたときは「早く何とか抜け出さないと…」と思い、無理矢理気分転換をしてしまう事がありました。

しかし、湧き出た感情は気持ちがスッキリするまで出し切って上げる事が大切です。中途半端なまま蓋をしてしまうと、自分の気持ちが分からなくなってしまいます。

マイナス感情がある時は、今の立ち位置から何かしら方向転換をする必要があるサインです。冷静に自分を見つめ、自分の行きたい方向へ向くことが大切です。

何かとスピードが重視される現代、急ぎ足で人生を進めていくと感情に向き合う時間が無くなってしまいます。

そんな時代だからこそ自分の気持ちに寄り添い、自分の求めているものを再確認する時間の確保が大切です。

マイナスには飲み込まれない

好きな人からLINEが来ないから、嫌われているのかもしれない…SNSに写真を投稿したけど反応が無い等、普通に生活しているとあらゆる場面で、マイナス感情を感じたり不安を感じる事があるかもしれません。

しかし、それらのマイナスな考えは過去の嫌な経験、辛い経験を結び付けて、前もそんな事があったから今回もそうなんだ…というように、単なる志向の癖です。

好きな人からLINEの返事が無くても、全く気にならない人もいます。返事が無くても仲が良いカップルもいます。付き合いが長くなればLINEの有無は関係なくなります。

それにLINEの返事やSNSの反応で一喜一憂していると、永遠とその一喜一憂に感情が振り回されてしまいます。

返事来た → 嬉しい (しばらくして)あの後LINEしたけど反応無いな → 不安だな → 返事来た… という風に、無限ループに陥ってしまいます。

マイナスな感情や思いは、はあくまでももう一人の自分が、あなたの耳元にささやき続けている言葉です。あなた自身が発しているわけではないので、その言葉を望まないのであれば鵜吞みにせずスルーする勇気も必要です。

心に従う、無理はしない事が大切

LINEの返事やSNSの反応が気になる時は、相手とのコミュニケーション不足や信頼関係の弱さも原因としてあります。

人と人とは全て分かり合う事は非常に難しいですが、ある程度安心できる関係を築くことは出来ます。そうなってくると連絡が少なくても、お互い安心して過ごしていく事が出来るようになります。

早く仲良くなりたい、早く信頼関係を築きたいと焦る事もあるかもしれませんが、その相手と本当に仲良くなりたければ、じっくりと時間をかけてコミュニケーションをとる事が大切です。

人間関係は自分だけが配慮する、相手に配慮してもらうの一方的な行動では、上手く行かなくなってしまいます。言いたい事があれば伝える、自分勝手な判断をしない等、お互い歩み寄る事が大切です。

愛は必ず伝わる

一時的に恋人が友達が家族が嫌いになる、縁を切りたくなることがあるかもしれません。また相手から疎遠になったり、別の人と一緒に居るようになってしまう事があるかもしれません。

それでも相手の事が好きなのであれば、想いを持ち続けてさえいれば、それは伝わります。

私も嫌だなと思うようになった人がいました。離れようと決意したこともありました。

しかし、心のどこかで離れるのが嫌だったため撤回をしそのまま過ごしていく事にしました。

そうしているうちに、今まで気が付かなかった相手からの愛に気が付くことが出来ました。私が愛を受け取らず、拒否をしていたことに気が付きました。

今相手への愛が伝わらず苦しい人もいるかもしれません。そんな相手にきつい言葉を思い浮かべてしまう事もあると思います。

しかし、相手を愛するのであれば愛の気持ちを忘れないでください。長い時間がかかる事もあるかもしれませんが、気持ちは必ず伝わります。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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