よくも悪くも願って決めたゴールというものは、知らないうちにたどり着くものです。今の生活のいい面、悪い面どちらも過去のいつかになると決めたものです。
「望んでいない」という状況であっても、どこかで願ってしまったのです。
人生は軽く願ったことも、容易に実現します。さらっと願って忘れてしまったほど、意外な時に叶う道筋を歩み始めます。
変化の兆し、そして生活が変化した
今生活がいまいちであっても、それは一時的なものです。私は昔の話ですが、今の生活を変えたいと思っていた頃がありました。当時メールをやり取りしていた相手にも、「生活を変えたい」とメールを送り、「そのうち変わるよ」と言う感じの返信を受け取った覚えもあります。
それから1年近く過ごしてたのだと思いますが、そこで生活が変わる兆しが現れ始めました。変わり始めるまでしていた特別なことは何もありません。ただ普通に過ごしていました。
過去にメールをやり取りしていた相手とは縁を切りました。そしてしばらくし、新しく人に出会いました。それから、仕事も退職することになり、その間運転免許を取りに行くことを決めました。
それも1年位の間の出来事ですが、割と目まぐるしく身の回りが動きました。
仕事を辞めたのは事業を受け持つ会社が変わり、システムが大きく変化して、職場の雰囲気が前に比べ冷たく感じるものに変わっていました。
それに今までの経験をもってしても、現状の仕事を上手くやっていく事が分からなくなり、パニックになりそうでした。
そうしてこれはダメだと危機感を感じ、辞めることにしました。
仕事が今までのやり方で通用しなくなった絶望感、新しい人との出会いによる新しい価値観を持つことができ、そこから人生観が変わっていきました。
ものすごく嫌なことがあっても、ものすごく楽しい体験ができた
過去に生活が変化し始めた時は、仕事に対してパニックで絶望感を持っていた時期でしたが、プライベートは充実し始めました。
遊びに行ったり旅行に行ったりと、いろいろと出かけて楽しい時間を過ごす機会が増えていきました。旅行へはあまり行かなかったので、その頃は旅行というだけでものすごく楽しいものでした。
ものすごく嫌なこともあったけど、ものすごく楽しい事も同じ時期に体験することができたのです。まさに天国と地獄を両方体験したなと振り返り感じました。
願った出来事は必然的に叶う
私は生活を変えたいと、現状に不満を感じながらそう願っていました。そして実際に1年未満の間で叶うことができました。
願いが叶って、願い事は予め叶うように何かしらプログラムされていたのかもしれない、と思いました。
当時の地獄のような出来事も、天国のような出来事も何かが仕組んで発生したのではと、振り返り思うのです。
願い事は、叶えたいと思う願い事しか浮かびません。オリンピック選手になりたいという願いも、なりたいと思わなければ全くそのような願望は湧きません。
願望は叶えられると分かっているから、それを願望と出来るのだと私は確信しています。
期間は気にしない
どれくらいの期間で叶うかどうかが気になって仕方ないかもしれませんが、今まで願いを叶えて感じたことは、願いが叶うまで期間を定めすぎないことが大切だなということです。
昔はパソコンが欲しくてほしくてたまりませんでしたが、叶わず歯がゆい時期を過ごしていました。けれど今は、パソコンには困らない生活をしています。
願い事ができたら引き寄せは忘れても良い
願い事に対して「いつ来る」という感じでちら見していると、上手く流れてこないのですね。何でもそうですが構いすぎると、上手くいかないのです。
私は小学生の時、花を育てたいと思い植木鉢に種を植えました。「早く花が咲くといいな」と思いつつ、その時は「早く水をやると早く育つ」という思い込みを持っていて、やたらと水をなみなみと植木鉢に注いでいました。
結果芽は出ず、それでいつの間にか花を咲かせる興味も失っていました。それからかなり時が過ぎ、ひょんな事から水をやりすぎると根腐れしてしまうという事を知りました。
全く根が張ってない状況だったかもしれませんが、当時根腐れということを知った時、水をやりすぎて芽が出なかった植木鉢を思い出しました。
願い事に対して構いすぎると、焦るあまりに余計なことをしてしまう恐れがあります。
願い事を決めたら、引き寄せのことを忘れて、とにかく目の前の人生に向き合うだけでいいのです。
メソッドは願いに対して自信をつけるためにするもの。ある程度自信がついたら、適当でもいいのです。メソッドをガチガチにしようとしてしまうと、それがストレスになります。
願い事はオートで叶えてくれる、遅い時はそれがベストなタイミング
願い事はオートで叶えてくれるので、あれこれ考えすぎなくても大丈夫です。叶わないと感じる時は機が熟していないのか、もしかしたら叶えたくない願いなのかもしれません。
機が熟してなくても慌てなくても、焦らなくても、ただその時が来るまで過ごせばいいだけです。したいなと思うことをしながら過ごしているだけでいいのです。
願い事が叶えたくないものになる時は、叶えると不都合がある、叶えたいけど叶えると生活がしんどくなるのではという不安が、あります。
お金の願いも、いきなり1億円が舞い込んできたら嬉しいよりも、「怖い」という感情が強いのかもしれません。
1億円が舞い込んでこなくても生活は出来る、でも大金は欲しい、しかし大金がありすぎても怖いという無意識の感情があるので、潜在意識的には叶わないほうが幸せだと判断してしまうのかと思います。
それでも願った願いは叶います。積年の思い込みが遅らせているだけです。
とにかく焦らず、悲観的にならず、目の前のやりたい事ややる必要があることに取り組んでいれば大丈夫です。
きっかけは突然やってきて動き始めます。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。