つい財布にお金が少ししか無いと、「お金が無い」と言ってしまいますが、1円でも財布にお金が入っていると、それは「お金はある」のです。
たかが1円と思うかもしれませんが、物は1円足りなくても買うことが出来ません。例えば片道2時間かけて、1時間行列に並んで買い物をしに行ったのに、1円が足りなくて欲しい物が買えなくなるというケースもありえます。
クレジットカードもあいにく使えない場所かもしれないし、もしかしたら忘れてきているのかもしれません。1円でも侮るとせっかくの時間をかけての買い物も、1円足りなくてできないのでは徒労感が残るだけです。
とにかくお金でも何でも、「ある」と思う所がスタートです。
仮に何も無いとしても、あなた自身がある
極端な話ですが、お金も家も何も、かも無くなってしまう時があるかもしれません。アニメや映画のように、何も持たずに無人島等知らな場所に連れて行かれる可能性もあります。そうなると、不安でこれから先どうすればいいのか、パニックになってしまうと思います。
でもそういう時だって、自分の体はあるのです。自分のこれまでの経験や思い出は実態はないかもしれませんが、心の中にはあるのです。
どんな時も「ある」が基準です。お金がすっからかんであっても、スマホでもハンカチでも、何か持ち物があればそれだけで「ある」です。
意識をフォーカスした方に物事は動く
お金が無いと思うと不安で仕方がないかもしれませんが、その不安な気持ちは余計にお金が無いという現実へ引っ張っていってしまいます。
物でも状況でも何でも、意識をすることでそれが現れます。忘れているうちは、今存在しないことになるのです。
嫌な事をなるべく無難に終えたいのであれば、嫌なことを考えてそこにネガティブなエネルギーを与えないことです。
今日の夜中台風が接近して来ましたが、私は台風が来ることをそれ程怖いとか意識していませんでした。なぜなら、恐怖に意識をフォーカスすると、恐怖が倍増すると感じたからです。
確かに風や雨が強く、ピークの時は怖かったですが、意外とスッと台風は過ぎ去っていきました。トイレの窓をあけっぱなしにしていて、そこから雨が入りびしょ濡れになってしまいましたが、5分ほど掃除をしたら片付きました。
大きな被害がなく、安心しました。不安な時はいたずらに不安な感情にならず、落ち着いて過ごすことが大切だと思いました。
無いが基準だといつまで経っても落ち着かない
お金が無いと思いながら、いつもギリギリの生活をしているとストレスも半端ないし、楽しく生きているとは感じにくいです。
私もそういう時期がありましたが、もうギリギリであれこれしんどい思いをするのは疲れたので、不安に意識するのを徐々に辞めていきました。
「お金が足りない」「少ない」と思っていても、案外なんとかなるものです。毎月いつもギリギリだという状況にいると、「貯金ができない」等思って、気持ちが下がってしまうと思いますが、ギリギリであっても何とか1ヶ月やりくりすることが出来たし、赤字にはなっていません。
まずは1ヶ月無事に過ごせたことに感謝です。先行き不安かもしれませんが、大切なのは今です。
少しでも「ある」を意識して過ごしていくと、段々と不安な気持ちは小さくなってきます。不安でいてもあまり良いことはありません。エネルギーも奪いますし、その不安のせいで病気になったりして余計に現状打破がしづらくなってしまいます。
それでも、いきなり「ある」と思うのに無理がある時もあります。そんな時は、「ない」を疑うところから始めてみてください。
お金は人と考える
大金がなくても、100円あればそれだけでお金はあるのです。1円じゃ何も買えないかもしれませんが、それでもお金はあるのです。
もし自分が1円玉だったとして、持ち主にその存在を認められないとすると、悲しくなりますよね。
1円玉の自分は財布に存在しているのにもかかわらず、「お金が無い」と言われると、無視されているように感じますよね。
そうなると私だと、「お金が無い」という人の財布から逃げ出したくなってしまいます。
お金は金額関係なく、あると思うことでお金は存在を認められていると感じます。とにかく小さいところでもいいので、お金の居心地を良くしてあげるのがいいですね。
モノには魂が宿ると言われるので、お金も同じモノなのでお金にも魂は宿ります。お金にも自分と同じくらい、大切に扱うことで魂が喜び、さらなる幸せを運んでくれます。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。