断捨離=捨てるだけではない、何でも捨てるのを目的にしない

断捨離を始めると、要らないものを探してとにかく捨てたり処分する方に目が向きます。たしかに多すぎるものは断捨離の足を引っ張りますが、必要なものまでを処分してしまわないよう、断捨離の目的を見失わないようにしていってください。物を減らすと過ごしやすくはなりますが、どこまで減らせばいいのか自分なりに決めなければいけません。

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ブログや書籍はその作者の感想

断捨離で片付いた部屋の写真をブログや書籍で見ると、自分で試したくなりますが、あくまでもその写真は作者が一番丁度いい分量の物を置いた部屋です。ある程度目標があれば断捨離は捗りますが、すべてを人まねにすることは出来ません。誰しも同じ考えの人は誰一人としていません。そのため同じようなスタンスの人物であっても、違いが必ずあります。

また断捨離ブログでベッドを手放して快適という記事があっても、それはその作者が快適であり、あなたは無理にそうしなければいけないわけではありません。ベッドがなければ部屋が広く感じますが、ベッドがあれば地面のホコリをあまり気にせず眠ることが出来、ベッドメイクの手間が少なくなるという利点もあります。

ベッドのない生活に憧れるのであれば、ベッドを手放してみてもいいと思います。しかしベッドを捨てなければ断捨離できないという強迫観念が抱くのであれば、無理してベッドを捨てなくても大丈夫です。あなたがベッドが好き、快適と感じるのなら愛用すればいいのです。

断捨離のルールはする人一人ひとりにあります。スタンスは人と違って当たり前です。

ブログや書籍は書き手の主観や感想が主です。それが教科書ではありません。共感できる方向性を持っている人に出会うこともありますが、そっくりそのままその人のようになろうとしてしまっていないかを、気をつけてください。

物が多い時はとにかく捨てる方へ意識を

明らかに物が溢れた状態だと、捨てなければ断捨離は始まりません。物が多すぎるとやる気がドッとでなくなってしまいますが、それでも一度決めたのならやっていくしかありません。

業者など人に頼む手段もありますが、それではいらないものを買ってしまった痛みや、捨てる痛みを感じることが出来ないので、リバウンドの可能性が上がります。業者に頼めば一旦片付きますが、自分で断捨離をしていないためすぐに物が家にあふれてしまいます。

明らかに一人の手に負えないくらいの荷物があるのなら、業者に頼まないと手のつけようがなく、断捨離どころではありませんが、何とかなりそうなレベルなら少しずつ片付けていくしかありません。一気に全て捨てるのは疲れるので、自分なりにルールを決めて、明らかに古い化粧品、着ないまま置いてて黄ばんだ服など、持っていても不快になるものから、ちょっとずつ捨てていってみてください。

大事なものをピックアップ

持ち物の中で大事なものは何かを常にピックアップしていってください。大事なものが分からなければ、お金やスマホなど生活に直結するもの以外、いらないものに思えてしまいます。

現代を生きていると案外、ものすごく大切なものは少ないのではないでしょうか。貴金属や宝石でも、心から気に入らないと愛用しようとは思えません。身の回りの持ち物も恋人と同じです。恋人は一緒にいるとトキメキますよね。それに心から大事だと思えるはずです。

いきなりは難しいけれど、少しずつ身の回りのものを恋人レベルのもので固めていってみてください。高級品じゃなければ駄目ではなく、好きだと感じるのなら100円均一で買ったものだっていいのです。お気に入りのものに囲まれればそれだけ、気持ちも高まります。

いつまでも適当な2軍の食器や文房具などを使っていないで、思い切って1軍のアイテムを使ってみてください。使い始めると案外スッと使えるようになるし、気持ちもワクワクするし、大切に扱おうという気持ちも抱くことが出来ます。

本日もお読み下さり、ありがとうございます。

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