なぜお気に入りのものは、使えないのか

気に入って買ったバッグ、服、食器など、買ってから家に持って帰っても、すぐに使わずにとりあえず押し入れなどにしまっておくということが多いですよね。たしかに新品を使い始めると少しずつ傷んでくるので、買ってからしばらくは眺めたりする時間に充てたいという事もあります。

しかしそれが何日、何ヶ月、しまいには何年も使わずにしまっておくのは、あまり良いことではありません。物は使ってこそ価値があります。しまっておいても経年劣化は必ず起こります。だから使わないよりも使ったほうがいいのです。

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なぜ買ったのに使えないのか?

まだ使うときではないと感じる

新しい服を買うとすぐには着ることが出来ず、どこか出かける時まで取っておくと考えたり、普段の日だからなんか勿体なくて着れないなど、何か特別なことがないと、新しいものを下ろせない人も多いのではないでしょうか。特別な日=楽しい、普段の日=特に普通など、何か特別なことがないと人生は楽しくないと思いがちです。

人生を特別な日にするには人や外部から待つだけではなく、自分から動くことが大切です。外から楽しいことがやってくるかもしれませんが、自分から動くときよりは頻度は少なめです。

今使う時じゃないのなら、これからも使う時はやって来ません。いつか使ういつか使うと先延ばしして、結局使わないまま捨ててしまう事になりかねません。今日が特別な日じゃないと感じるのなら、新しいものを身に着けて特別な日にすればいいのです。

幸せは特別な日だから幸せとは限りません。楽しければそれで十分幸せです。

勿体なくて使えない

新品や新しいものは見た目もよく、できればその状態を維持したくなります。しかしバッグや服などは使ってこそ効果を発揮します。バッグは使わずしまいこんでいると劣化し、せっかくの革が台無しになる事もあります。物は使い込めば使い無ほど味が出るものもあり、物は使ってこそその魅力を発揮します。

勿体なくて使えないと行っている間にも時は流れ、また同じようなアイテムの欲しいものが見つかるかもしれません。まだ前に買ったものを使っていないのに、物欲に負けて買ってしまうかもしれません。アイテムをコレクションしたいのなら、それはそれでもいいのかもしれませんが、大抵は日常に使うために物を買います。

女性は特にバッグが好きで、高級品からエコバッグなど安価なものまで、あらゆる種類のバッグを欲しがる人が多いです。私もバッグ類を見ると魅力的に感じることがありますが、必要にならないと買いません。勿体なくて使えないと買った包みのままバッグを放置して、また新しいのを見つけて購入して、勿体なくて使えないから包みのままというループは辞めるようにしてください。

未使用だと価値が出るかもしれない

未使用で置いておけば価値が上がると感じて、しまいこんでしまうこともありますが、価値が上がるものはそう多くはありません。骨董品やアンティーク、金属や宝石など高級品であれば価値は上がるかもしれませんが、市場にたくさん溢れているものは、時間の経過とともに価値は下がります。

物を買う時はコレクション目的じゃなく、使うのを目的で買う人がほとんどのはずです。今買ったものは今使ってこそ価値が出ますし、使っていて楽しく感じます。買ったものを置いておいてしばらく経ってから使おうとしても、かつて買ったときほど使用してもテンションは上がりませんし、時間が経っている場合経年劣化があるかもしれません。

中途半端な合皮のバッグなどは置いておくだけで、革がポロポロと剥がれてくる場合があります。買ったものはすぐに使わないと、劣化して使えなくなることもあります。それに未使用のまま価値を上げようと思うのは、最初からオークションで転売しようと考えていることになります。

そもそも気に入って物を買うということは、自分で所有しその物を使うことで喜びを得るためです。初めから転売ありきで買い物をするのは、その物は本当にあなたのお気に入りではありません。

~まとめ~気に入ったものは思い切ってすぐ使ってみる

気に入って買ったものは、すぐに使い始めるのをオススメします。物を気に入ったということは、今の自分に必要だから気にいるという感情を抱きました。物も食べ物と同じように賞味期限があり、その使いたい時に使わないと意味がありません。

物は腐りませんが、その物を持っていて嬉しい、ワクワクする時期は限定されます。例えば流行のキーホルダーなどがあると、それが流行っている間しか持っていてワクワクしませんよね。流行が廃れればキーホルダーは無価値になります。

生きるとは今どうするかの選択です。一分一秒あなたは何かを選択しながら生きています。

本日もお読み下さり、ありがとうございます。

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