腹六分の愛情 一人の人、一つの事への愛は程々に

特定の物、特定の人と長く良い関係で居たいのであれば、近すぎず離れすぎない距離でいる事が大切です。

何でもそうですが、特定の物や人に対しての愛情が強まれば強まるほど、負のエネルギーも強くなってしまい、何かの拍子で大嫌いになったりと、対象への印象が逆転してしまう事もあります。

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距離が近すぎるから悩みが生まれる

誰か特定の人への愛情が強すぎると、その人をコントロールさせたい意欲が強くなり、自分の思い通りにならないと、そこで不満や悩みを生むことになってしまいます。

誰かに対して強く愛する気持ちを抱くことは素敵な事だけど、何事も行き過ぎはよくありません。相手へを愛するあまり行動を束縛してしまい、それが相手から重く感じられ、離れていってしまう事もあるかもしれません。

親子関係も何でもかんでも子供に構いすぎると、子供は息苦しさを感じてしまいます。強すぎる愛情は時に相手を不快にさせてしまいます。

強烈な信者は強烈なアンチにもなる

芸能人やアイドル、配信者やインフルエンサーなどが好きになったり、好感を抱くこともあると思います。

しかし、どのような人であってもいい部分だけではなく、嫌な部分、苦手な部分が見えたり、感じたりすることもあります。そしてその人への好意が強ければ強いほど、嫌な部分が見えたときにギャップを感じ、一気に嫌いになってしまうという事もあり得ます。

しかし、どのような人であっても良い部分、悪い部分は存在します。良い部分だけ悪い部分だけという人はいません。

熱烈に愛するという事は、逆の強烈に嫌うという事も同時に存在します。愛が強い分、逆の力も強くなります。

自分を相手を信じる事

好きな相手が他に好きな人がいるのか気になったり、相手の行動に不安を感じたりしたときは、相手を疑うのではなく、相手を愛する自分を信じ、相手の事も信じる事です。

相手を疑うと現実もそのように、相手を疑うような情景が展開されて行ってしまいます。

信じる事に不安を感じる事があるかもしれませんが、まずは出来なくてもいいので信じると決める事です。決めれば何か気付きを得たり情報を得たり、実感する事が必ずあります。

どうしても不安がぬぐえないのであれば、その感情が落ち着くまで向き合う事も必要です。人は同じ思考を続けることは出来ません。嫌な事を考えていると次第にその事に疲れてきます。

とにかく今はそう思えなくても、見えなくても、信じることが大切です。世の中は見えているものだけではありません。

見えないからと言って上手く行っていないわけではありません。自分が思う事が正しいとは限りません。

ちょっと足りないくらいがちょうどいい

どんなに好きなものであっても満たされてしまうと、飽きが出てきます。好きな食べ物でも毎日食べていると飽きてきます。

どんなに好きなゲームも遊びつくせば飽きてしまうし、好きな漫画やアニメ映画なども繰り返し見ていると飽きてしまいます。

飽きてしまうと好きだったものでも、興味が無くなったり、もうおなか一杯と手放したくなってしまいます。

特定の何か、特定の人への愛情は深すぎても、少なすぎても、なかなか良好な関係を気づけません。愛情でおなか一杯になりすぎると、執着の気持ちが強くなったり、飽きの気持ちが出てきてしまいます。

逆に少なすぎると、相手から愛情の不信感を抱かれてしまいます。

タイトルのように腹六分の愛情を想像すると、物足りなさを感じたり、もう少し欲しいと感じるかもしれませんが、何事もちょっと足りない、と思うくらいが次の楽しみに繋げやすくなります。

なかなか程々の関係になれない、もっと欲しいと悩むときもあるかもしれないけど、悩む日があっても大丈夫です。一朝一夕で何とかしようと行き急ぐ必要も無く、気持ちがブレながらも、相手とより良い関係を築こうと進んでいく事が大切です。

いっぱい悩んで、いろいろ考えて、自分なりの片ややり方、在り方を作っていく事が大切です。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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