マイナスの感情、嫌なことにふたをしない、無かったことにしない

マイナス感情はつい、「出してはいけない」「感じてはいけない」と思ってしまうものですが、マイナスの感情は押し込めてしまうと、表向きには感じにくくなりますが、心の奥底にはマイナスの感情が残ったままになってしまいます。

何となくスッキリしない、もやもやするという時は、知らないうちに心の奥底へ、マイナスの気持ちをため込んでしまっています。

マイナスの感情は出し切れば、心に残ることはありません。少しずつため込んだマイナス感情を浄化させていくことが大切です。

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マイナス感情を繰り返し思い出すことで、潜在意識に刻み付けられる

お金が無い、恋愛がうまくいかない等、現状がうまくいかない事を頭の中で何度も同じことを考え続けていると、潜在意識に届いてしまい、うまくいかないと思われる現象が続いてしまいます。

状況が好転しない時は大抵、良くない思考のループが頭の中で起こっています。

それに嫌なことは何度も頭の中で繰り返し、その時の状況が何度も頭の中で再生されてしまいます。

頭の中で嫌なことがあった時の状況を思い出しているときは、感情もその頃と同じものを感じています。

そのため、嫌なことを思い出すたびに、同じ状況を経験することになってしまいます。

また、繰り返し思考し、思考に対し感情が動けば動くほどそれは、潜在意識に刻み付けられていきます。

そして、出来事に対し慢性的に苦手意識を持ったり、恐怖感を感じてしまいます。

嫌なことはうちに押し込めず、外へ出す

嫌なこと、苦手なこと、マイナスの事は感じないふりをして振舞っていても、隠し通すことができません。

いくら無いように振舞っていても、無意識でその嫌なことに反応しています。

人前で緊張してしまうことに苦手意識を持っていた場合、それを感じないように隠していても、実際人前に出た時は体が緊張してしまいます。

嫌なこと、苦手なこと、マイナスなことは、それを隠すよりもそのことを、誰かに話す、紙に書く等して、今の気持ちを外に出すことが大切です。

自分の気持ちを出すことに慣れていないと、気持ちを外に出すことに抵抗があるかもしれませんが、少しずつやってみることです。

私は寝起きや寝る前に、適当なノートに今の気持ちを出していくことを始めてから、何となく気持ちがすっきりしていきました。

マイナス感情を外に出すのが抵抗がある時

気持ちを書き出したりしていると、黒い感情や過激な感情が出てくることもありますが、そんな黒い感情を出していると、引き寄せに影響するのではと心配するかもしれませんが、黒い感情は出さなければそのまま自分に残ります。

黒い感情や過激な感情をそのままにしていると、ずっと体にその感情が残ります。

引き寄せうんぬんを気にするよりも、マイナス感情が残り続けるほうが問題です。感じた感情は何であれ素直に感じるのが大切です。

ちょっとノートに書くくらいでは、感情が晴れないこともありますが、強いマイナス感情であればあるほど、スッキリさせるのに時間がかかります。

時には専門家を頼ることもあるかもしれませんが、ゆっくりと進んでいけばいいのです。早く問題を解決させなければいけないと、固執すれば余計に問題が長期化してしまいます。

そして自分のわき出たネガティブ感情に対し、「こんなこと考える自分はひどい」等と悪いほうに自分をジャッジしてしまうと、罪悪感が付きまといます。

そのため、「自分は駄目だ」等という思考が浮かび、卑下してしまいます。

まずはどんな感情が出てきたとしても、その気持ちを認めることが大切です。

私もマイナス感情が出てきたときは、「そんな感情駄目」とジャッジしてしまうことがありましたが、マイナス感情が出てきてもそれを受け入れ、「いいよ」と自分に伝えてあげると、気持ちがすぐに落ち着くようになり、罪悪感を引きずることが無くなりました。

「いいよ」というのは魔法の言葉です。

マイナス感情が浮かんでも、「いいよ」の言葉だけで気持ちが楽になります。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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