恐怖ベースからの悩みを感じたら、その悩みから離れる

私達は日々、仕事のこと恋人のことお金のことなど、様々なことで悩みますが、大抵の悩みには恐怖が根底にあります。

仕事で失敗したらどうしよう、恋人に嫌われたらどうしよう、お金が無くなったらどうしよう等、悩みは根拠のない恐怖から現れるものが多いです。

そういう恐怖からの悩みを感じたら、即座に悩みについて考えることを辞めてみてください。恐怖ベースの悩みというものは、それほど考える必要もなく、ただ先行きが不安だから出てきたものです。

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不安を感じたら、安心のための行動をする

地震などの災害はいつ起こるか分からないため、不安ですが、その不安を解消するためにも、不安要素を消すための準備や行動は大切です。

何も準備せずにただただ恐怖の悩みに浸っていては、良いことはありません。

仕事であればベストを尽くせるように、しておく。恋人に嫌われたくないのであれば、普段の言動に気をつけて、些細なことで怒ったりり揉めたりしないように、冷静になることが大切です。

とにかく不安を感じたら、その不安に備えて準備を万端にしてみてください。お金の悩みも、お金について何もしないで、ただ不安がっていては、精神衛生上にも良くありません。

少しでも節約して、お金を使いすぎないようにする。仕事などをして稼ぐなど、何かしらの行動をしているうちに、お金への不安は小さくなっていくものです。

最悪な事態は案外考えられない

恐怖は気持ちを下げてしまうだけで、あまり良い感情ではありません。でも、危機管理のために多少の恐怖感は必要です。車を運転していて、全く周りに注意を向けたり、危機管理をしないのも良くありません。車の運転は人や周りを巻き込むため、注意力や危機管理能力は大切です。

しかし、恐怖感が強すぎても上手く行動が出来なくなってしまいます。誰しも恐怖を感じますが、その恐怖が悪さをするということはあまりありません。恐怖そのものよりも恐怖を感じる感情で、精神が疲弊してしまいます。

恐怖とはそもそも実態がないのです。恐怖とは最悪の事態などを想像するかもしれませんが、不安や恐怖をよく感じる人でも、最悪の事態は案外想像できないものです。

お金が無一文になった所を想像しても、お金が無いから生きていけないと言う考えが出てきますが、お金が無いから生きていけないというのも、よく考えてみると何となくおかしいのです。

死ぬ気になれば、住み込みで働いたり、まかないが貰える職場で働くこともできます。親兄弟や行政から支援してもらえるかもしれません。お金が無くなっても、そこから挽回できるチャンスは無限にあるのです。

自分と同じ恐怖に陥らない人もいる

自分は恐怖で仕方ない考えも、人によっては大した悩みではないのです。それに同じ悩みに対しても人によって、悩みの内容が細かく違ってきます。

自分の恐怖は、人にとっても恐怖とは限りません。だから、恐怖に過剰にとらわれないことも大切です。

明日隕石が降ってくると信じ切っていると、恐怖でいっぱいの気持ちで生きた心地がしないかもしれませんが、その一方で隕石が落ちてくるなんて嘘だ全く信じないという人もいるのです。

自分が感じる恐怖は、人によっては全く平気なこともあるのです。恐怖に思考が支配されると、恐怖で怖くてたまらなくなってしまいますが、自分が籠の中の鳥になっていることはよくあることです。

恐怖というものは、お化け屋敷のようなものです。お化け屋敷に怖がる人もいれば怖がらない人もいます。

怖がる人はみんなお化け屋敷が怖いはずだと思い込んでしまいますが、全然怖くないという人がいることに気が付かないのです。

全然怖くない人にとってお化け屋敷で恐怖を感じません。恐怖とは人によって怖くて仕方がない、全然怖くない、少し怖いなど、捉え方が違ってきます。

だから恐怖に対処しないからと行って生きていけないわけではありません。恐怖には真っ向から向かう必要もありません。ただ、恐怖で仕方がない時は、恐怖から意識を外すのが大切です。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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