好きな人が側にいない、連絡が来ない等、好きな人に関する「ない」の感情が思い浮かんでしまう時は、「不足感」「不安感」「寂しさ」の思考が、気持ちが自分の中に巡ってしまっています。
そうなると、引き寄せられるものが「不足感」「不安感」「寂しさ」になってしまうかもしれませんが、不足感があるから不足が引き寄せられると思ってしまうと、そうなってしまいます。
不足感、不安感、寂しさはどんなに願い事が叶っても、感じてしまう感情です。むしろ願いが叶ったからこそ、それらの感情が大きくなることもあります。
不足を感じてもただの一過性のもの、感情は常に揺れ動くものです。
不足を感じるのは充足があるから
この世は光と影、陰と陽というように、必ず二面性があります。光が無いと影が存在しないように、片方が欠けてしまうと認識すらできないのです。
不足を感じてしまうのは、その裏に充足があるからです。不足が無ければ充足が存在しないのです。不足が無ければ充足を感じることが出来ないのです。
今どんなに充足を感じていたとしても、ふとした瞬間に充足を失う恐怖や、不安感が出てくるものです。好きな人と恋愛成就した後も、相手の言動に一喜一憂したり、成就後に起こる出来事に悩まされることも出てきます。
不足を感じても、感情に流されない
ネガティブな感情はずっと連鎖して頭の中で思考してしまいます。だから彼からの連絡が無いという、思いを考え続けていると、そればかりを継続して考えてしまいがちになります。
ネガティブな感情に浸るのは悪くはありませんが、いつまでのその沼にはまっていると、沼に沈んでしまいます。だから、ある程度気持ちが落ち着いたら、意識的にネガティブな感情をそらすことが大切です。
少しの時間でもいいので気持ちが落ち着く瞬間、リラックスできる瞬間、うっとりする瞬間…心地よい時間があれば、ネガティブな消えていきます。
幸せとは継続、あるモノを継続させる
充足に幸せを感じる、安心に幸せを感じる…幸せをどこで感じるのかは人それぞれですが、幸せというものは常日頃から、毎日感じているから、継続していくものです。
不幸だと思っていると、幸せは裏返ってしまい見えなくなってしまいます。だから不幸の裏にある幸せを見つめると、それが幸せにつながっていきます。
今あるモノ、今満たされているものを見つめ、充足を感じてみましょう。スマホが使える充足、食事ができる充足、あたたかい部屋で過ごせる充足、気心地のいい衣装を身につけられる充足…些細な事でも、ちょっとしたことでも、誰にも必ず今充足はあります。
その充足を見つめれば、不足感や不安感は小さくなっていきます。不足を感じたらその都度、充足を見つめれば大丈夫です。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。