嫌な事、マイナスな事、起こってないほしくない事がふと頭に浮かんだ時、気持ちが落ち込んだりネガティブになってしまう事があるかもしれません。
しかし、ネガティブな気持ちになる事は願望成就には何も影響しません。
ネガティブ＝叶わないの繋がりは危険
願望はネガティブになると叶わない、良い気分じゃないと叶わない、という観念を強くしてしまうと、ネガティブになる度に落ち込む度に、そんなのでは自分は叶わないのではないかという思考が、浮かび上がってしまいます。
人の思考や気持ちというものは揺らぎやすく、たった一日の間でも喜怒哀楽の感情が目まぐるしく動きます。
だからポジティブな時もあればネガティブな時もあるのが、自然なのです。
ネガティブになることは自然、普通のことなのに、ネガティブになることが願望成就の妨げになるとしてしまうと、ネガティブになる度に、願望を取り下げてしまう事になりかねません。
今生きている人すべての人が、ネガティブを感じる時があります。ネガティブは排除するものでも感じないようにするものではなく、私たちの大切な一部分です。
ネガティブは自分の至らない所を教えてくれる
ネガティブは自然でいう雨や闇夜のようなものです。日照りだけで雨が降らなければ作物は育ちませんし、闇夜があるから昼の明るさに感謝することが出来ます。
ネガティブは毎瞬毎瞬、今の自分の至らない所、改善したほうがいい所を教えてくれるものです。
私は物が見つからず、イライラしてしまう事があったのですが、必要以上にイライラに流されず冷静になると、「物が見つからないのは、物の管理が雑になってしまっている」という自分の至らない所に気づくことが出来ました。
ネガティブな気持ちになる時は、そこから何か現状に対する解決策が含まれています。ネガティブも途中経過の一つです。落ち着いて今の状況に耳を澄まし、今やる事に集中して過ごすのが大切です。
ネガティブは願望成就を邪魔したり、阻害したりするものではなく、自分がより良く生きていくために必要なものです。
ネガティブのメッセージを受け取り、そこからどうしていきたいかを考え、アプローチしていく事が大切です。
ネガティブな気持ちは勝手に消える
突発的に恋愛やお金、健康などの願望に対する物凄く嫌な思考や、嫌な感情が湧き出てくるときがあると思います。
しかし、そのような突発的な感情ほどすぐに消え去っていくものです。
私も朝起きてすぐに、願望に対するどんよりとした、絶望感を感じたときがあったのですが、掃除をしたりして体を動かしているうちに、その絶望感はいつの間にか消えていましたし、何でそう感じているのかも忘れていました。
物凄く嫌な思考が出てくると、焦りや不安が大きくなりますが、嫌な思考は勝手に消えていくものだから、不安に踊らされず別のことに集中していれば、大丈夫です。
ネガティブは願望達成までに起こるイベント
ネガティブな感情、気持ち、状況というものは、願望成就までの途中経過の一つです。
ゲームなどでも目的に向かって進めていくと、誰かの悩みを解決したり、訪れた地域の問題を解決したりと、イベントがありますよね。
その途中経過は嫌だ、辛い、逃げたいと思うかもしれませんが、逆に何事もなくゴールまで辿り着くのも味気ないものです。
願望成就よりも大切なものは、その成就までの過程を味わう事です。そこで起こる事、出会う事、嫌な事、良かった事、それらすべてを味わう事が、大切です。
いい事も、悪い事も全て、今の自分に必要だから起こるものです。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。