ネガティブな感情を抑えたり、駄目なものだとしないことが大切

ネガティブな事を考えてはいけない、ネガティブな感情を感じてはいけない等、引き寄せの法則や潜在意識の事を意識すると、ネガティブなものに対して敏感になりやすく、ネガティブを無かったことにしたり、ネガティブになる自分を「駄目だ」と、責めてしまうことがあるかもしれません。

しかし湧き上がる感情を抑えたり、無理にこらえようとしても、感情というものは上手く感じないと上手く消えてくれません。

ネガティブな感情を抑えようとすると、胸が痛くなったりして体にまで何かしら感じてしまうものです。

感じた感情は上手く出し切ることです。我慢していてもいいことは無く、ネガティブ感情が蓄積されていきます。

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感情をごまかすと、違和感が増えていく

感じてる感情をごまかしたり、無理やりねじ伏せようとしても、表向きは嫌な感情が消えたように感じますが、心の中の違和感はそのままになります。

「こんなことでネガティブになっていてはダメ」と、ネガティブになってしまう自分を叱咤して、そのネガティブをねじ伏せたとしても、それは一時的な対処にしかならず、いろいろなタイミングでまた同じような、ネガティブな気持ちが出てきます。

ネガティブになるのがダメなのではなく、ずっとネガティブでいるのが良くないのです。一時的なネガティブはそれほど潜在意識に影響はありません。長年にわたり蓄積した、発散せずにため込んだ感情のほうが危険です。

ポジティブとネガティブは隣りあわせ

世の中に存在するものはすべて、表と裏、光と影があります。

例えば、車を持つ事は生活を便利にしますが、その反面維持費のコストがかかり、事故などのリスクが発生してしまいます。

良いなと感じるもの、便利だと思うものを手に入れても、手に入れる前とは違う新たなコストやリスクが出てくるものです。

結婚をする、難関の学校に合格する、就職をする等の出来事は、おめでたいもの良いものに思えるかもしれませんが、生活が変わることで新たに悩みが出てきてしまい、それが自身の壁となって阻むこともあります。

ポジティブが良いもの、ネガティブが悪いもの、だからネガティブを消そうとしても、消せるものではありません。ポジティブとネガティブは2つで1セット。だから、ポジティブもネガティブも同時に存在します。

そして、ネガティブは自分の体や心の1部分でもあります。ネガティブを消そうとしたり、追い出そうとすると、自分の1部分を消したり追い出そうとすることになります。

誰でも「消えろ」「出ていけ」と言われると悲しくなりますよね。それはネガティブな部分も同じです。自分の一部なのに、出て行けなど言われるとネガティブは悲しい思いをしてしまいます。

ネガティブは何かしら必要だから出てきたもの。ネガティブがダメだ、などと感じながら鬱々と過ごすのではなく、そういう時こそ今の自分を大切にすることが必要です。

知らず知らずのうちに、忙しいと言って自分を蔑ろにしているのかもしれません。小さな我慢が蓄積して、辛くなっているのかもしれません。

ネガティブが強く、しんどいなと感じる時は、一休みしてゆっくりしてみてください。常にせかせかと動きすぎると、ゆっくりと過ごすことを忘れてしまいます。

何事もバランスが大事です。動くときと休む時はどちらも大切です。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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