日々の仕事や家事等で毎日が慌しく、忙しく過ごしがちになってしまいますが、「慌しい」「忙しい」という気持ちを毎日繰り返していると、まさにそのような現実を引き寄せてしまいます。
毎日仕事や家事をするという事はすばらしい事ですが、慌しさや忙しさに相殺されてしまっては、体も心も疲れてしまいます。
時には面倒だ、億劫だと思うときもありますが、そんな普段の仕事や家事を丁寧に向き合ってやってみると、毎日やっていることでも楽しく取り組むことが出来ます。
衣類の洗濯を楽しくやってみた
洗濯は家事の中でも一番手間がかかるものだと私は感じています。食器洗いは食器洗い機、床掃除はロボットクリーナー等、他の家事にはこちらの手間を省いてくれる機器がありますが、洗濯物干しという作業は今現在も、手動でやらなければいけません。
最近は洗濯機にも乾燥機能付きもありますが、洗濯物が多いと時間がかかったり、電気代がかかったり、取り出す作業や畳む作業は最終的にしなければいけなかったりします。
だから忙しいとき、疲れたとき等はとても億劫に感じてしまうものです。
しかし、面倒に感じるからこそ、洗濯を丁寧にすることは大切です。
疲れた、面倒だと思いながら洗濯をしていると、その時の気持ちは快よりも不快の方向に行ってしまいます。だからますます、嫌な気持ちが大きくなってしまいやすくなります。
私も最近、ちょっと疲れたなというときに洗濯をしたのですが、その時は干す作業を丁寧にしました。丁寧にしわの伸ばし丁寧に干していくことで、衣類がとても愛おしく感じました。
また、「嫌だ、面倒だ」と思いながら干すよりも、早く洗濯物干しを終えることが出来たように感じます。
日常の暮らしで当たり前の洗濯も、前提を「面倒」にするか「楽しくやろう」にするかで、その過程が変わっていくものなんだなと、感じました。
洗濯だけではなく、仕事も嫌な気持ちでやるよりも、楽しく熱中してやるほうが効率も良くなって、あっという間に就業時間だということもあります。
いつ終わるのかなと時間を気にしながらつまらなそうにやっていると、時間がものすごく長く感じてしまうものです。
慌しい、忙しいと感じるときは自分を癒す
仕事で忙しい、家事で忙しいと、心が慌しく忙しい時は自分を見失いがちです。
「早くやらなきゃ」と思えば思うほど、心が何となくチクチクしてしまい、焦りや苛立ちの気持ちを感じてしまいます。
私の経験では「早くやらなきゃ」と自分をせかして物事をやろうとしても、効率が悪く仕上がりも何となくいまいちです。
車の運転も「時間に間に合わない」からとせかせか運転してもそれほど早く進めるとは限りません。そういうせかせかしているときに限って、信号に引っかかりやすかったりして前に進みにくくなります。
焦りや苛立ちは冷静な判断力を無くしがちで、普段ならしないミスを生みだしてしまう事もあります。車の運転なら注意力が散漫になる危険もあります。
私も昔はよく慌しい、忙しいと目まぐるしく過ごしていたこともありましたが、忙しいと思えば思うほど忙しい現実がやってきたように感じます。
普段慌しく過ごして、何となく心が辛い時は私は無理せず、気持ちを切り替えるようにしています。そして欲しいもののことを考えたり、好きな音楽や映像を見たりして楽しく過ごすように心がけています。
自分のペースでやればいい
私も昔は人生は誰かに左右されていると感じることが多く、自分のペースというものをなかなか持つことが出来ませんでした。
しかし、誰かに左右されているというベースで生きていると、段々と辛くなってきます。昔は困難に立ち向かうときは、歯を食いしばって耐えていたこともありましたが、生きるというのはそこまで苦しいものでは無いのですね。
歯を食いしばって耐えなければというベースだと、心が疲れてしまいます。
常に歯を食いしばりながら生きるよりは、もっと楽に生きるほうがいい。楽に行きたいと思いながらも、楽をするのは堕落だと世間一般に思われ、苦しむこともあるけれど、楽をするというのは、本当は今を楽しみながらそこに居る事だと私は思っています。
人の言葉が真実、それを守らないといけないと思いがちですが、物事に対する解釈は人によって全く違います。1億人居れば似通った意見や考えはあっても、全く同じものはありません。
人の言葉は曖昧で、時間の経過やその人の心境の変化や環境の変化で、どんどん変わっていきます。
人の言葉よりも、自分がどうしたいのか、自分がどうありたいのかが大切です。
人に流されている時間が長いと、自分はどうしたいのかが分からないときもありますが、少しずつ何かを選んだりするときには、自分の好きを大切にしていけば大丈夫です。
人生は自分のペースで大丈夫です。乗り越えられないことは何もありません。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。