精神的、肉体的に不調な時は、気持ちが沈みがちになってしまい、普段できることも出来なくなってしまう事もあります。
普段なら簡単に出来るのに、出来ない状態になってしまうと、自分を責めたり、自分に失望してしまうかもしれません。
そんな時こそ今の自分を認めて、今できる所に意識をフォーカスしてみてください。
どんな自分も認める
自分の価値は自分で決めるものです。決して人に決められる訳ではありません。
人は十人十色と言われるように、10人いれば10人とも考え方や価値観が違います。同じような性格の人ですら、それぞれ違いがあります。
それに、人からの評価を気にしすぎていては、自分の軸がブレてしまいます。
例えば目玉焼きには醤油をかける、ソースをかけるかで悩んだ場合、自分の好きな方をかけて食べればいいのです。
醤油をかける派でも、ソースをかける派の意見が強く、ソースを掛けたほうがいいのかなと、気持ちが変わりそうになる時もあるかもしれませんが、醤油をかけるのが好きなら、そのまま醤油をかける派でいればいいのです。
あらゆる不調、病気などで、普段できることが出来なくなってしまっても、卑下せず今の自分を認めてください。
今存在しているだけで人は奇跡の存在です。人は生まれたばかりの赤ちゃんの時は、いるだけで周りの人に祝福される存在です。
「自分はダメだ…」「自分に価値がない…」と感じてしまう時もあるかもしれませんが、そんな状態の自分も赤ちゃんの時に比べたら、出来ることが、ものすごく多く増えています。
辛い状態でも今のあなたは、生まれてからものすごく成長しています。それだけで奇跡です。そんな自分を認めて受け入れてみてください。
今できることに喜びを
精神的、肉体的に不調があると、出来ないこと、今の不調が気になってイライラしたり落ち込んだり、辛いと思います。
私も精神的に恐怖を感じて緊張してしまうことがあり、昔の私ならそんなことで怖がらなかったのにと、辛くなってしまうこともありました。
もう10年近く前になりますが、結膜炎にかかったことがあり、完全に治るまで3週間位かかってしまいました。まぶたの腫れ、治りつつあるのに悪化しているようにみえる辛さ、目のかすみ、痛み…思い出すだけでつらい症状でした。
でも辛い気持ちばかりではなかったですね。確かに目の症状は辛かったですが、それ以外の生活は楽しく過ごしていました。その時やっていたこと、食事に行ったこと、全てが楽しい思い出になっています。
目のかすみも無くなってきて、やっと治る兆しが見えた時はものすごく嬉しかったのを覚えています。
辛い時期にもいつか必ず終わりがやってきます。辛くて苦しいうちは症状に苦しむかもしれませんが、それでも今出来ることに意識を向けてみてください。
出来ることに意識を向けないと、不調の部分ばかりが気になってしまい、気持ちも落ち込んでしまいます。不調の時は、なるべく嫌なところから意識をそらすことが大事です。
スマホで好きな音楽が聞けた、動画が見れた、ゲームが出来た、ネットが見れた。歩ける、話せる、手を動かせる…出来ることって探せばいっぱいあります。
出来た事に花丸を付けていってください。どんな些細なことでもいいのです。
最後に、私が精神的に緊張した時に聞いている、YouTubeの音楽です。こういう音楽は人それぞれ相性があると思いますが、私はこの音楽を聴くと不安な時リラックスできます。
合わないなと思ったら、別の物をまた探して聞いてみてくださいね。
本日もお読み下さり、ありがとうございます。