常日頃から、「こんなのではダメだ」「もっと頑張らないと」「もっと努力をしないと…」等とつい、自分に厳しくしがちになることが多くなるけれど、歯を食いしばって無理して頑張っても心身が疲弊するだけで、更に頑張らないと、努力をしないといけない、現実を見てしまうことになります。
苦手な事はしなくてもいい
嫌だと思う事不得意だと思う事に取り組むと、得意な事出来ることに取り組むよりも、時間やエネルギーを消耗してしまいます。
そのため、無理に自分で取り組むのではなく、苦手な事は人に任せてしまい、自分の得意な事や出来る事に集中する方が良いです。
人に任せるのが気が引ける、何か悪く感じる事もあるかもしれませんが、その時は自分のできる事、得意な事でその人を補佐する、助ける事をしていけばいいのです。
たった一人に頼むだけで、作業の負担や作業の時間は一人でやる時の半分になります。
得意な事、やれる事を丁寧にする
現代は何かと急がされる、作業のスピードが重視される部分が多くありますが、急ぐあまりに作業を雑にしてしまうのではなく、丁寧に取り組んでいく事が大切です。
焦って急いでやっつけ仕事的に物事に取り組んでも、心身が消耗するだけで仕上がりのスピードは、それほど速くなりません。
それに何か物を作る場合、作業をしているときに込めた気持ちが、そのモノにも込められていきます。
プラスの気持ちで作られたモノには、良いエネルギーが充満し、マイナスの気持ちで作られたモノには、マイナスのエネルギーが充満してしまいます。
そしてそのエネルギーは、モノを受け取った人にも伝わっていきます。
プラスのエネルギーが込められたモノからは、良いエネルギーが受け取った人にも伝わり、マイナスのエネルギーが込められたモノからは、悪いエネルギーが伝わってしまいます。
良いエネルギーを伝えていくためにも、気持ちに余裕を持ち、丁寧に物事をこなしていくと、作業も楽しくなり、「これはこうしたほうがいいな」「こうすれば効率が上がる」というように、作業効率を上げるやり方をひらめいたり、気づくこともあります。
私も食事を作る時、気持ちに余裕を持って取り組んでいると、普段は意識しない完成までの時間を把握したり、効率の良いやり方をひらめいたりします。
やることを減らしていく事、今大切な事をする
今やっていてつらい事、嫌な事があるのなら、なるべく「つらい」「嫌だ」というマイナスの感情を感じる時間を、意図的に減らしていき、日々の生活で安心感を感じる時間を多く持つことが大切です。
普段から「つらい」「嫌だ」と感じながら仕事や用事をしていると、マイナスの感情を抱きながらの仕事や用事が、習慣化して当たり前になってしまいます。
たとえ嫌な事であったとしても、習慣化してしまうと、逆にその状態が心地よくて抜け出せなくなってしまいます。
また、お金や恋愛、健康等でいろいろ不安や心配、悩みがあるかもしれませんが、その不安や心配にフォーカスするばかりではなく、今やれる事今楽しめる事に注目することが大切です。
デート中なのに恋愛の不安ばかりを考えたり、金銭面の心配をしてしまう状態では、今目の前のことが楽しめていません。
デートの時間はデートに集中して、他の不安や心配事は考えないよう、自分の思考に注意していく事です。
嫌な事、余計な事を考えるのもエネルギーを使ってしまいます。そのため、嫌な事が堂々巡りをしてしまうと、普段の生活のエネルギーも枯渇してしまいます。
嫌な意識や考え事も習慣化すると、それが当たり前になってしまいます。その当たり前の負の連鎖を断ち切るためにも、少しずつ良い意識を意図することが重要です。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。