周りにいる人は自分の投影、世の中は全て自分

一緒に住んでいる家族や人、会社や学校で一緒に働く人、一緒に勉強する人達、そのように自分が生活をしていて関わる人たちは、自分の観念や思考、思い込みに引き合った人たちで、集まっています。

その中でも特に、好きという感情と嫌いという感情を抱く人は、自分と同じようなものを持ち合わせています。

嫌いな人と自分とが同じだと聞くと、そんなことは無いと思うかもしれませんが、心の奥底の見えないところで、同じような部分が潜んでいます。

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気になる人は、自分と同じものを持っている

私があの人が気になる、この人が気になると、何かしら興味関心を持った人ほど、自分と似たような性格をしていたり、同じような悩みを持っていたり、同じような長所短所を持っていたりします。

SNSでも、何となく気になるからフォローした人も、つぶやきや書き込みを見ていると、自分と共感できる部分を、持っていることが多くあります。

本当に嫌いなモノは無関心

本当に嫌いなものに対して人は、関心を持つことが出来ません。「そんなものもあるんだ」という感じで、良い感情も悪い感情も抱くことはありません。

あの人が嫌い、この人が嫌いと、嫌い嫌だという気持ちを持ちつつ、その嫌いな人のことを考えているのは、その人に興味関心があるからです。

嫌な人の事をしょっちゅう考えてしまうという事は、好きな人のことをしょっちゅう考えてしまうのと同じです。

嫌な人のことを考える時と、好きな人のことを考える時に、感じる感情は全く違うものですが、良くも悪くも考えてしまう時間が多いほど、今自分が興味のある事です。

嫌な人から離れるには、自分を変えていく

あの人のこの部分が嫌だと感じたときは、今の自分を見直す必要があるというサインです。

あの人が嫌だ、何とかしよう、と人を変えようとするよりも、まずは自分が変わっていく事が大切です。

私は過去に仕事などで、不慣れなのにも関わらず、慣れた人から配慮をされなくて、辛い思いをしたことがありました。

しかし、そんな自分を深く見つめる事で、慣れたことに対して初心者への配慮が十分ではないという、自分にも不十分なところがある点に気が付きました。

初心者に対してゆとりをもって、落ち着いた対応が出来ない自分がいました。

それからは、初心者の人や不慣れな人がいても、落ち着いてゆとりをもって接していこうと、自分を変えていく事を決めて生活をしていると、段々と不慣れな人に配慮が出来ない人が、少なくなっていきました。

この世の中は全て自分だと思う事

身近にいる人、身近にあるモノは何かしら自分に共鳴するものがあるため、全て自分が引き寄せた、引き合わせたものになります。

嫌なモノ、嫌な人の場合、反発する心を感じたり、否定の感情が湧き出るかもしれませんが、世の中には陰と陽といった光の部分と影の部分が、必ずセットになって出てくるものです。

良いモノ、いいものを引き寄せることが出来るからこそ、悪いモノもセットでついてきます。悪いモノも付いてくるという事は、良いモノを引き寄せているというサインになっています。

そして大切なのは、今見えているものを全て自分だと思い、接する事です。そうすることで、嫌な人や嫌なモノに対しての接し方や態度も少しずつ変化してきます。

周りのモノを自分とすると、頭ごなしに否定したり、責める事に自然と抵抗が出てきて、自分の行動にクッションが入るような感じになっていきます。

そしてモノの値段の大小、重要さの優先順位関係なく、モノが段々と愛おしく感じるようになってきます。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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