誰かに片思いをしている、誰かと恋愛関係にある等、今現在恋愛中だと相手に近しい友達や異性に、嫉妬してしまう事があると思います。
「嫉妬はいけない」、「嫉妬をしてしまう自分が苦しい」、「何で自分はこんなに嫉妬深いのだろう…」と嫉妬してしまう自分が嫌になる、裁きたくなるかもしれませんが、自分で自分を裁くのではなく、嫉妬してしまう自分を許すことが大切です。
嫉妬をするという事は、相手のことが好きだから
好きな人に近づく人に嫉妬をしてしまう、という事は相手のことが好きな気持ちが大きいからです。
嫉妬をすると苦しい、辛いと感じる時もありますが、それだけ自分の心を揺さぶられる素敵な人だという事です。
恋愛感情というものは誰にでも抱けるものではありません。100人に出会ったとしても、全ての人に恋愛感情を持てる人はほぼいません。
恋愛感情を抱ける人に出会ったという事は、尊く素敵な事です。
恋愛で嫉妬の感情が抱けるのは、好きな人に出会えて幸せだからです。幸せだからこそ嫉妬の感情が出てきてしまいます。
嫉妬の感情を認めると落ち着く
嫉妬をしないようにしよう、嫉妬をしてしまう自分は駄目だ、と考え嫉妬の感情を出さないようにしようとしても、感情を押さえつけてしまっていては、嫉妬の感情は消えません。
嫉妬の感情を出さないようにしようと思えば思うほど、嫉妬の気持ちは心に残り続けてしまいます。
嫉妬をする自分を裁くのではなく、嫉妬をする自分を許すことで、嫉妬の感情は不思議と静まってきます。
私も嫉妬をしてしまった時、嫉妬をしてしまう自分を認める、許すことを続けていると、嫉妬の感情で心が乱されることが減っていきました。
何故か知らないけど、嫉妬の時に感じる心のモヤモヤがすぐに消えてしまうのですね。
そうしているうちに、周りからも嫉妬をさせるような言動を見ることが、減っていきました。
自分を許せるのは自分だけ
親が兄弟が、友達が恋人が、世界中の人が自分の行動を許したとしても、自分で自分のことが許されずにいると、いつまで経っても自分を許すことが出来ません。
嫉妬をしてしまう自分を許せない、裁いてしまうという事は、嫉妬をしている自分が裁かれてしまうという状況を、引き寄せてしまいます。
真面目な人ほどよこしまな感情を持った時の、自分が嫌になるかもしれません。しかし、どのような人であってもよこしまな感情を、抱かない人はいません。
良い感情も、悪い感情も、どちらも自分の一部分です。良い感情と悪い感情は表裏一体です。感情に良いものだけ、悪いものだけというものはありません。
外に行くと太陽の光で、自分の影を見ることが出来るのは、光があるからです。光が無ければ影は見れません。
光が無ければ影という言葉は生まれる事が無かったのです。
良いも悪いもあるのが人間。完璧ではないのも人間。完璧じゃないからこそ、一人ひとり魅力があり味があるのではないでしょうか。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。