この一瞬一瞬の間にも、私たちの頭の中ではあらゆる思考が浮かんでは消えてを、繰り返しています。
私たちは日々、何かしらの行動を取り何かしらの責任を背負っていますが、つい自分でその責任に対して過剰に厳しく評価したり、過剰に自分へ対して責めたりしてしまいます。
自分への評価を厳しくすれば、自分に鞭を打つような生き方を展開して行ってしまいます。また、そういう時には周りからも自分に対し、責められることが多くなってしまいます。
苦しい気持ちで頑張らなくてもいい
苦しいと感じる行動、行動するのにエネルギーを使うものは無理して、しなくても大丈夫です。自分で厳しくジャッジをするという行動も、気持ちを苦しくしてしまいます。
「やらなくては駄目だ」「サボってられない」と思うかもしれませんが、歯を食いしばって無理してやった行動は、それほど良い実りを得ることが出来ません。
何事も行動をするときは、まず初めに心構えや気持ちが大切なのです。「さあやるぞ!」という意欲が高いとき、「やってて楽しい」時は行動も捗りますし、能率も上がります。
「やる気が無い」「面倒だ」と感じている時は、気持ちもよくありませんし、テンションも上がりません。そんな時に無理して行動をしても、十分に自分の力を発揮させることが出来ません。
どうしてもやらなければいけないことは、楽しくする工夫をする
行動の中には、嫌だなと思うけれどやらなければならない事、が出てくることもあります。
そんな時は最初から嫌だと思わずに、少しでも楽しくする工夫をすることが大事です。
例えば疲れていたりすると、家に帰ってからの家事が面倒に感じるかもしれませんが、「面倒」だと思いながらやっていても、効率は上がりませんし、普通にやるより余計に労力が必要に感じてしまいます。
行動の効率は今の気持ちが重要です。ノリノリの時は何でもススっと事が進んで行きますよね!
洗濯物をたたむ必要があるなら、ゲーム感覚で1着ずつたたんでいき、たたむ洗濯物が減っていくのを見てやる気を出していくのもいいですね。
今の自分はこれでいいと認める
自分に厳しくジャッジをしていると、いつまでたっても自分を認めることが出来なくなってしまいます。
私も昔にはよく、行動に対して「もっと頑張らないと」「これじゃ駄目だ」と自分に厳しくしていることが多かったです。
「もっと頑張らないと」と自分を評価してしまうと、「もっと頑張らないと」とまたそのように自分を評価してしまうことになり、気持ちがいつまでたっても休まりません。
この世の中のすべて事に完璧なものはありません。どんなに素晴らしい人、どんなに良いと思われるものでも、一定数の否定意見は存在します。
自分が良かれと思っていた行動も、他人からすると悪い行動とみなされることもあります。
私は少しずつでも自分の行動に対し、「これでよい」と認めていくことで、段々と自分の行動に対し厳しくジャッジすることは無くなっていきました。
恥ずかしいと思うこともありますが、それでもその、「恥ずかしい」と思う気持ちを認めるようにしています。
あからさまに誰かを傷つけたりしない限り、今の自分の行動はそれで大丈夫なのです。失敗しても恥ずかしくても、大丈夫。今の自分が精一杯やった事だから、認めてほめてあげればいいのです。
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