潜在意識を使った引き寄せの注意

潜在意識とは特に意識せずとも働く意識のことで、何もしていない時であっても24時間365日動いています。

歩く、自転車に乗るなどの行動は動作を一旦身に着けてしまえば、やり方を思い出さなくても自然と体が動きますよね。

潜在意識は長年の間、当たり前だと思ったことを、自動的に行動に移したりする力を持っています。行動だけじゃなく思う生活や状況も潜在意識で引き寄せることもできます。

そんな潜在意識を使い、引き寄せの法則で願いを叶える時に、注意しなければならない点もあります。

いつも考えてることが当たり前になる

潜在意識は長い時間をかけて、自分の中の常識だと思ったことを当たり前にするように動いていきます。

私は「かわいい」とずっと思い続けていると、「かわいい」が当たり前になり、私は運動が苦手だと思い続けていると、「運動が苦手」というレッテルを貼ってしまいます。

そうやっていつも考えていることは、親や兄弟、友達や教師の言葉が影響したり、インターネットやテレビ、本、アニメや映画、ラジオや動画等、生活するうえで接する人や物からの影響が大きくなります。

潜在意識が当たり前だと思う行動や思考は、刺激が強い言動であればあるほど、強く潜在意識に刻み込まれることになります。

またその言動の影響は幼い頃が最も強く受けてしまいます。三つ子の魂百までという言葉があるように、幼い頃の経験が大人になっても影響してしまうほど、強いものでもあります。

その頃は親の言葉が絶対的に正しい、守らなければと思ってしまいやすく、大人になってそれが良くないと違和感を感じても、なかなかそこから抜け出しにくくなります。

私は小さいころから頭痛もちで、よく頭が痛くなってしまい頭痛薬は日頃から身近なものでした。しかし今になって、過去に頭痛がよく起こったのは親から、「あなたは頭痛もちだから」という感じの言葉をよく言われた事が一つの原因だと私は思っています。

その頃は日頃から頭痛を意識しやすく、「私は頭痛もち」だという言葉をよく頭に思い浮かべる機会が多くありました。

それから年月が経ち、次第に頭痛のことを気にしたり、意識せずにいると頭が痛くなる頻度が減っていきました。

少し昔に頭痛薬を手放せないのが気になり、いつか何とかしたいと願ったことがあったのですが、それ以降徐々に気にならなくなっていったように思います。

時々今でも頭痛に悩まされますが、大抵我慢できる痛みで済んでいます。よく頭痛を起こしていた昔は、頭がガンガンして耐えるのが辛い頭痛をよく経験していました。

その事から、よく考えたり意識していることは、今の自分に反映されていきやすいです。

何となくだるいと常に思っていると、その状態が続いてしまいます。体調がすぐれないとその点が気になって不安になったり、ストレスになって辛いけれど、気にすればするほど、その体調がすぐれない点がクローズアップされてしまいます。

常に肩がこる、腰が痛いという症状も、常に肩がこるや腰が痛いという思考を送り続けてしまっているという、思考の癖が少なからず原因があります。

一旦思考がループしてしまうと、なかなかそこから抜け出せなくなってしまいますが、潜在意識の力はちょっとした刺激ではなかなか変わりません。

私も今も別の思考の癖がループして、何とかしたいという部分はあります。しかし、そういう時こそ焦らず、いつかは克服できると決め問題は時間が解決してくれると、信じることが大切です。

どこか痛んだりすると辛いですが、少しでも痛みが和らぐ行動や知識をつける事で楽になることもあります。解決方法は人それぞれですが、今の気持ちが楽になる本を読んだり、サプリを試したり、体操をしたり、病院や施設に行ったりと、現実的なアプローチも大切です。

潜在意識で引き寄せをしようとすると、願うだけで待っているだけでいいと思いがちですが、気になる現実的な行動はどんどんしていくことが大切です。

行動が怖いと思う時があっても、それはそれで大丈夫です。また何かしらチャンスはやってきます。

行動とは何か大きなことをしなければいけないと思いがちですが、ほんの些細なことでもいいのです。いつもと違う道を通ってみた、いつもは買わないお菓子を買った等、なんか気になる小さなことをしていくだけで大丈夫です。

あれが欲しい、そこに行きたいなど、何となくピンと来たものや、場所には今の自分に合う何かがあるように思います。

私は買い物に行ったとき、今日のおかずは何を買おうと迷ったとき、ピンと来たものを選ぶと、満足することができるようになりました。

何となく買ったものや、何も感じないものは、買った後で後悔したり必要なくなることもありました。

ひらめきは潜在意識からの何かしらの合図です。やりたい行きたいという素直な気持ちを大切にしてくださいね。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。