ネガティブになること、落ち込むこと等、ネガティブ感情や行動を異常に嫌ったり、悪いものだと決めてしまうと、自分がネガティブになってしまったときに、自己嫌悪の感情が大きくなったりしてしまいます。
ネガティブを出さないようにしたり、恐れたり嫌ったりするよりも、まずは自然体で過ごすことが大切です。
ネガティブな言動は浄化する
ネガティブは不要なもの、いらないものに思われがちですが、ネガティブな感情も自分の一部です。
ネガティブ感情がわくと、それを無かったことにしたり、無理に気持ちを押し込めて無理にポジティブにふるまおうとしてしまいますが、ネガティブ感情を押し込めても隠れるだけで消えません。
部屋の床が汚れているとき、そこに何かを敷けば床の汚れは見えなくなりますが、敷物の下には汚れは残ります。
心も同じです。ネガティブ感情を無理に押し込め、見えなくしたり隠したとしても、ネガティブ感情が見えなくなっただけで、根本的なネガティブは消えません。
床の汚れを落とすには掃除が必要なように、ネガティブな心を綺麗にするためにも掃除は必要です。
ネガティブで辛くなった時、しんどくなった時は、気持ちを押しとどめず気持ちを吐き出すことがまず大事です。
誰か信頼できる人に話したり、話す相手がいなくても、ブログやSNSで気持ちを書き出したりと、心の中にしこりを残さないことが大切です。
そしてその、ネガティブな感情を悪いものだ、感じてはいけないものだと、ジャッジせずに認めてあげることです。
そうしてネガティブな気持ちを認め吐き出しているうちに、だんだんと感情も消えていきます。
ネガティブ感情を押し殺すことは、汚れたままのお風呂に入り続けることと同じです。
どんなにきれいな水を入れても、浴槽が汚れたままでは見た目も気持ち悪いですし、水も汚れてしまいます。
ネガティブでしんどい時、つらいときはまずその感情に向き合うことです。
何があっても完璧
自分と向き合っていると、時には自分の愚かさに気づくことがあります。
私はもうすでに必要なものがあるのに、ないものを見続けてしまい、結果大切なものを失ってしまったことがあります。
痛い経験は辛いし恥ずかしいし、無駄な行動だと思い絶望感がわきますが、物事は体験をしそこからの教訓を得ることが大切です。
百聞は一見に如かずと言われるように、物事は聞くよりも自分の目で見たり、体験することのほうが大切です。
そのほうが聞くだけでは分からなかった、感覚や感想を知ることができます。
どんなことであっても経験は宝です。経験をし身に染みたことはずっと忘れません。
辛い経験、辛い体験もいつかそれを生かすことが必ずできます。
どんな時も安心感が大切
お金の不安や恋愛の不安、健康の不安など様々な不安要因を抱えてしまいがちですが、今がどのような状況であっても、一瞬でも落ち着いたり安心する時間を持つ事が大切です。
何かしらの危機を抜けるまで安心をしてはいけないと思いがちですが、その考えは心を疲弊させてしまいます。
大切なのは今の一瞬のひと時です。過去や未来ばかりが気になりますが、私たちは今しか存在できません。
そしてその今が今後の未来を作ります。
今見えている事、体験していることは、もうすでに出来上がっている過去です。フィルムが完成した映画を見ていると同じです。
だからもう今起こっている出来事は制御できません。制御するよりも新しい未来を作り出すほうが大切です。
少しでも良い未来を見つめていくことで、徐々に状況は好転します。逆に悪いほうへ考えると状況は徐々に悪くなります。
何が良い、何が悪いかを決めるのには、自分はどのような状態が安心できるのかが重要です。
お金が欲しい、恋人がほしい等の願望も元をたどれば、安心感が欲しいというものが根底にあります。
ネガティブや不安ベースでの願望は、ネガティブや不安を呼び、安心ベースの願望は安心を呼びます。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。