引き寄せジプシー脱出法-叶っているあなたは、今何をしているか-

引き寄せ

引き寄せの法則、潜在意識で願いを叶えるという情報は、初めて聞くとワクワクするかもしれません。「この方法で、LINEブロックされた恋人と復縁しました!」「借金がかさんで辛かったけど、突然億単位のお金がやってきた!」「希望条件を満たす、働きやすくて年収も増える職場に転職できた!」

などなど、好きな人との恋愛も有り余るお金も、希望の仕事もすべて叶うぞ!というワクワクと自信が抱いてくるかと思います。

しかし、現実は恋愛もうまく行かず、お金もいつも通り、仕事も残業だらけで収入が上がらないまま状態で、じわじわと「本当に引き寄せの法則はあるのだろうか…」「こんなので叶うのだろうか…」と疑いの気持ちが膨れ上がってきます。

そして、新たなメソッドやテクニックを探すために、インターネットで調べたり本を読んでみたり、動画を見たり、何やら講座を購入したりと、新しいやり方やテクニックを探し求めてしまい、所謂引き寄せジプシーというものになってしまうことも。

けれど、引き寄せが出来ない、うまく行かないのはあなたが悪いわけではありません。願いが叶っていないように見える現実気にを取られて、自分が叶っているという視点を忘れてしまっているだけです。

「今、好きな人が目の前にいるのであれば、あなたはどんな気持ちかな?」

「今、お金が沢山あったら、どのような気持ちで過ごしているのかな?」

「今、希望の仕事が出来ている状態だったら、どんな気持ちを感じているのかな?」

引き寄せジプシーになりそうな時って、上のような叶っているときの気持ちをちょっと忘れてしまっている状態です。叶っているように見える現実をどうにか対処しようとして、本当に大切な事をちょっと忘れてしまっている。

だからと言ってそれが悪いわけではありません。引き寄せジプシーになったから叶わない、叶っている視点を忘れていたから叶わない、駄目だ…というのではありません。

そもそも引き寄せジプシーとは

引き寄せの法則を知った初めの頃って、いろいろ情報を知りたくなったと思います。いろんな体験談、いろいろな知識やメソッド、信じられない事、ふわふわした情報、脳科学に基づく情報など、様々な情報が世の中に溢れています。

その情報をワクワク、楽しいって思いで調べられるのならいいのですが、

いい情報を見つけた→試す→ダメ→次の新しい情報 のループに陥って、新たな情報を探すループに入ってしまうと、それは引き寄せジプシーとなってしまいます。その状態になると、心も苦しくて表情暗くなり顔も強張ってしまいます。

引き寄せジプシーが駄目なのではなく、自分に軸を戻せることが大事

「引き寄せジプシーになってしまうのが悪い」、「ジプシーになる自分は弱い」、「頑張りが足りないのではないか…」と自分を卑下してしまうかもしれませんが、落ち込んだり、闇雲に情報を求めようとしたり、気持ちが沈みがちになる事は悪い事ではありません。

私もしょっちゅう落ち込んだり、元気が出なかったりします。

そもそも、人の心は1日の間だけでも目まぐるしく変化していきます。ワクワク気分、ウキウキした気持ちだけ感じる事が出来ればいいけど、やっぱり目の前で何か嫌な事が起こると、気分は下がってしまいます。

強くならなければダメ、こんなことで落ち込んでいてはダメと、無理に自分を鞭打つ必要はありません。落ち込んだ時はゆっくりその気持ちを落ち着かせるまで、そっと待つ時間も必要です。落ち込んだ自分が元気になって、また前向いて歩けるようになるまで心に寄り添い、ともに歩むことが大切です。

諦められない恋愛、諦められない夢があるのであれば、絶対にあきらめない事です

時には投げ出したり、もう無理だとさじを投げてしまうような時があったとしても、それは単に途中経過です。悪いことが夢への道を閉ざしてしまうのではありません。あなたがどうしたいのか、あなたはこの望みを本当に叶えたいのか、が全てです

願いが叶った後も、悩みは無くならない

願いが叶った自分は今頃どうしているのかを想像し、その通りにふるまう事が大切だとありますが。今の願望がすべて叶ったとしても、また新しく悩みが出てくると思います。

「大好きな人と結婚は出来たけれど、なかなか子供が授からなくて焦っている。」

「希望の仕事に就けたけど、自分の時間が無くなってしまって心休まらない」

等、叶ったから新たにその立場でしか感じられない悩みがポコポコと湧き出てきます。だから今の願望が叶ったから、もう生涯何も悩みなし、安泰だとはいかないことも多くあります。

願いが叶った後になりきることはできない、そうふるまう事が出来ないと思っても、それはそれでも大丈夫です。不安というものはすべて消すことはできません、人は生きるために本能的にネガティブになってしまう生き物です。

危険予知やリスクを想定しておくことで、何かあった時に被害を最小限にすることができます。

現代人の脳にも狩猟をして暮らしていたころの本能が残っているため、そのネガティブ思考が今では足枷になってしまう事があります。そのため、不安や恐れのあまりネガティブ寄りにならないよう気を付けることは大切です。

引き寄せジプシーとも共存、ジプシーを気にしない視点も大事

引き寄せジプシーという状態は、外の情報に翻弄されているというマイナスがイメージがあるかもしれませんが、どうしてもマイナス思考に陥ってしまう瞬間は誰にもあります。

成功体験や、恋愛成就体験を聞くと自分はまだ引き寄せてない、全然叶わない自分はダメなのかと焦ってしまう事もあるでしょう。しかし、早く成就するのが良いわけではありません。コスパタイパが重宝される時代ですが、物事や人との関係にはどうしても流れがあります。

仕事を終わらせるのは早ければ早いほどいいと思われ、早く処理できるようになったとしても、その空き時間にまた新しい仕事が発生するため、早く出来るようになればなるほど、さらに忙しくなる恐れもあります。

話が脱線したように感じられるかもしれませんが、何か物事を無理して押し進めようとするとどこかで無理が出てきます。いきなりきょうから2倍の量の仕事をこなしてと言われたら、いつもより早く出来るように急がないとダメだし、心と体も疲れてきます。

そしていつもよりも多くの仕事をこなした後は、ドッと疲れがやってきて余力も無くなってしまいます。

早く願いが叶った人は、単に流れが良かったというか自分と物事の流れが一致していたから、スッと流れに入っていきやすかったのですね。

引き寄せの法則のやり方、マインドの保ち方は人それぞれで、情報の合う合わないは出てきます。だから、いろいろ情報を追い求めて探すのは悪くないんですね。

タイトルに引き寄せジプシー脱出法と書きましたが、あれこれ情報を集めようと奔走するのをやめるのではなく、情報集めに奔走する自分も受け入れ共存していく姿勢が大事です。

こんなに情報収集ばかりでは引き寄せジプシーになってしまう…などネガティブな気持ちになるのではなく、その時はそれで仕方がない、あまり気にしても仕方がない、情報見たいときは見ようという風に今の自分の気持ちを認めるのが大切です。

しないようにと行動を禁止すると、どうしても反発してしまいます。情報集めに奔走してしまう時はそれでもいい、それも途中経過なんだと焦らずあわてずゆっくり進むことが大切です。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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