いろいろ自分にとって良いことをしている、良い思考や行動をするように心がけているのにも拘らず、なぜか調子が良くない、なぜか上手くいかない、現実が停滞しているなと感じたときは、自分の日々感じる言動に対し、肯定をしているかどうかが大切です。
何を感じてしまっても、何を思っても、どのような行動をしてしまっても、一つ一つの自分の行動を受け入れることです。
他人によく見せようとする必要はない
自分の他人への言動に対し、あの時ああ接すればよかった、あの時そう言えばよかった等と、自分の行動一つ一つに対しジャッジして自分を責めていてもあまり良いことはありません。
常識的な挨拶をすることですら、面倒に思う人もいるし、挨拶しなさいと強く言われ、しないと叱られた経験をした人の中には、挨拶をすることに不安や恐怖を感じている人もいます。
常識やマナーは大切かもしれませんが、個人的に常識的な言動をしなければダメ、マナー違反はダメだといったような、何でもかんでもダメといったような空気や圧はあまり好きではありません。常識的な行動やマナーのある行動は無理やりさせるのではなく、自然とそう行動に移せることのほうが大事です。
自分が良かれと思っての行動も、人によってその行動が良いか悪いかと判断するのは人それぞれです。自分で完璧な理想で人に接したとしても、他人からすればそのように受け取られないかもしれません。
私もゲームで他人と遊んでいる時に、あの時ミスしてごめんなさい、あの時あのスキルを使えばよかった等の言葉を聞くことがありましたが、私はその人のミスのことを特に気に留めていなかったり、スキル使い忘れたからといってゲームには特に影響はなかったなと感じました。
いつまでも自分の言動がああだこうだと、気にしているのは案外自分だけかもしれません。
しかし、その気にするのを無理にやめたり、気にする自分を責める必要はありません。いきなり今までの習慣を断ち切るのは難しいものです。
まずは、良く見せようと思っている自分を認めること。ミスしたくないと恐怖や不安を抱く自分を認めることです。
そういう良くないなと思う自分、悪いなと思う自分を認めると不思議と気にならなくなり、フッと心が軽くなります。
善悪で今自分の感じている感情をジャッジするのではなく、善悪関係なしにまずは受け入れることが大切です。物事の善悪、人の意見や感想も時代によって変わって行きますし、今現在であっても国が変われば常識も違います。
楽に生きていく意識を持とう
いろいろと難しいことを書いてしまいましたが、要は体の力を抜いて何事もほどほどで行くことが大切です。気持ちが凝り固まってしまうと、気持ちが凝り固まる出来事を引き寄せてしまいます。
いろいろな不安なニュースを見聞きすると、不安や焦り苛立ちなどネガティブを感じてしまう事もあるかもしれませんが、別にネガティブを感じてはいけない、ネガティブに反応するのが悪いわけではありません。
素直に悲しい時は悲しい、苛立つときは苛立つ、不安な時は不安な気持ちを受け入れるだけです。
怒ったり、ネガティブになることは良くない風潮がありますが、だからと言って怒りのエネルギー、ネガティブのエネルギーを抑え込んでしまっては、心身共に委縮してしまいます。別に怒ってもネガティブになってもいいのです。
怒りの感情は積もれば積もるほど大きな力となり、周りにネガティブな影響を及ぼしやすくなります。会社の不満、学校の不満、家庭での不満でたまった怒りは、少しずつ発散させるのが大切です。大声でカラオケで歌ったり、気の置ける人に話すなりして、溜め込まないうちに吐き出していきましょう。
人に話したいときも3人くらいに話せば、怒りなど問題に対し直接的な解決ができなくても、何かヒントをもらえます。
弱くてもいい、怒りっぽくてもいい、落ち込みやすくてもいい、それが自分らしさでもあります。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。