過去の嫌な出来事、過去の嫌な体験、辛い出来事…ネガティブな思いを体験すると、その記憶はいつまでも頭の中にこびりついて抜けだしにくくなっちゃうよね。
そして、「私は僕は過去にこんなひどい経験してかわいそうなんだから、大事にして!」「沢山傷ついてきたんだから、優しく接して!」と周囲に同情や愛してほしいと望んでしまう時もある。
でもね、いつまでも被害者意識が強いままだと、どっぷり底なし沼のようにその思考に囚われて、どんどん心が辛くなってしまう…だから、少しでも勇気を出して少しずつ進んでいくことが大切なんだよ。
悲劇の物語を演じるのをやめるには、どうすればいいのか…少しずつ考えながら、ちょっぴりと気持ちが楽になれば嬉しいです。
どうして、悲劇のヒロインやヒーローを演じてしまうのか
それは愛されたかったのに、その希望が叶わなかった過去、周りに理解されずに満たされず苦しい思いをした過去にあります。
「愛されたかった…」「理解してほしかった…」自分の希望が叶わなかった思いは、心の片隅からなかなか消えません。
だからその辛く満たされない気持ちを満たそうと、心の奥底に眠った切なる思いが悲鳴を上げてしまうのです。
でもね、そんな時があっても大丈夫
まずは、そういう気持ちになってしまう自分を思いっきりいたわってあげよう。
人生ずっと前向きに、一直線に進んでいくのって難しいことなのね。時には立ち止まったり、後ろに下がってしまったりすることもある。
でもね、人生って正解が無いから、一直線に進むのが必ずしも良い事じゃないの。逆にうまく進みすぎるとね、「挫折」や「悩み」を経験しないと、大事な事に気が付くことが出来なくなっちゃうこともあるんだ。
「挫折してしまってもいい」「傷ついて立ち止まってしまってもいい」それが間違いなんかじゃない。何を感じても、どんな自分でも大丈夫。一時的にうまく行かなくたって、あなたの価値は変わらない。
まずは思いっきり自分をいたわって、少しずつ楽しい事見つけて行けるといいね。急がなくてもいいんだよ。急ぐことが正解じゃないからね。
辛い経験を盾にしなくても幸せになれる
辛い体験をすると「そこから抜け出せないかもしれない…」「ずっとこのままかもしれない…」と心が後ろ向きになっちゃうかもしれないけど、大丈夫。その辛い経験を盾にして、自分の殻に閉じこもらなくたって幸せになれる。
悲劇のヒロイン、悲劇のヒーローの衣装はもう脱ぎ捨ててしまってもいいんだよ。ずっとその役割を演じなくてもいい。新しい未来に向けて身に着けたい衣装に衣替えするんだ。
私もいじめられた経験、ハブられた経験、パワハラの経験から人や社会に対しふさぎ込んでいた時期があったけど、少しずつその経験の衣を脱ぎ捨てて新しい衣装を纏っていった。
ふさぎ込んでいた時期が長くても大丈夫。少しずつ動いていればチャンスはやってくるし、何かしら変わるきっかけもあるから。
何もできない時でも責めないで!それも意味がある
ネガティブな事が堂々巡りしてしまっても、上手く行動できなくたってそれが駄目なんかじゃない。早く行動するのが正解じゃない。ゆっくりじっくりと動いたっていいんだ。
大きなことをしなくてもいい、誰かにすごいと思われなくてもいい、誰かと比較しなくたっていい。すごい大きなことをしている人、偉いなって思う人だって悩みや苦しみは何かしら抱えてる。
悩みや苦しみは消えないかもしれない、でもそれは小さくしていける。悩みや苦しみを持つのが悪いんじゃなくて、辛く感じる時こそ少しでもちょっとでも気持ちを楽に緩くしていく方法を、見つけるほうが大事なんだ…!
絶対に大丈夫だよ。悲劇の主人公の舞台を降りたいと思った時から、あなたらしい幸せの舞台に立つ準備は出来ているよ。舞台は見えないかもしれない…何も見えないと本当に新しい自分になれるのか不安になっちゃうけど、その途中経過だって十分意味はある。むしろそっちの方が理想よりももっともっと素敵なことかもしれない…!
今もがきすぎて苦しくてもきっと大丈夫!大丈夫だよ!
今回も読んでくれてありがとう。少しでも心が楽になっていると嬉しいよ。