恋愛の悩み、お金の悩み、仕事の悩み、その他の人間関係の悩みなど、悩みがあるとその方向にフォーカスしがちになってしまいますが、大切なのは恋愛やお金、仕事に対する自分の思いや在り方です。
悪いほうへ行ってしまわないか、最悪な状況になってしまわないか不安かもしれませんが、常に自分の向いている方向を確認する事が大切です。
まずは気持ちを落ち着ける事
好きな人に彼や彼女の影がちらついた。お金持ちになりたいのに出費ばかり増える。就きたい仕事の面接に落ちた。希望とは異なる職場に行く事になってしまった…等、一見良くない出来事、悪い出来事があると、「最悪だ」「終わった」「嫌だ」とネガティブな気持ちを抱いてしまうかもしれませんが、まずは今の状態から落ち着いて冷静さを取り戻す事です。
ネガティブな思考になると、体が硬くなり呼吸も浅くなります。体が固まってしまうと思考も固まってしまい、次々とネガティブな思考が連鎖されやすくなります。
ネガティブな思考が湧き出るとそれが実現してしまうのではないか…と不安になるかもしれませんが、その不安も実は思い込みです。今までの経験や体験、誰かからの言葉や何かしらの知識で得た一つの考え方にすぎません。
好きな人に彼や彼女の影がちらついたとしても、自分が勝手に彼や彼女だと解釈しているだけかもしれません。異性と一緒にいるからと言って、その相手が恋人だという事はありません。
引き寄せで大切なのは思考よりも、今感じている感情や感覚です。ネガティブなほうへ偏った思考をしてしまう事で、自分の言動もネガティブな方向に進んでしまいやすくなります。
また、悪い出来事がすべて悪いものとは限りません。全ての物事には良い部分悪い部分が必ずあります。たまたま今出来事に対する見方や捉え方が、悪い方へ向いてしまっているだけです。
〇〇だから□□になるは思い込み
例えば好きな人から連絡が来ない、ラインが未読スルーや既読スルーだと、嫌われている、好かれていない等とネガティブな関連付けをしてしまいがちですが、「連絡がない=嫌われている」は一つの考え、思い込みです。
今の時代は、即座に遠くの相手でもメッセージを送ることが出来るので、そのメッセージに対する返信の待ち耐性が、低くなってしまいがちになりやすいです。
また、人は絆を深めた相手であればあるほど、それ程連絡をやり取りしなくても安心できるものです。相手からの連絡がない事は、相手はあなたとの関係に安心しているからこそかもしれません。
今まで「連絡がない=嫌われている」という認識が強ければ強いほど、その考えに固執してしまいがちになってしまいますが、自分のその認識が本当に正しいのかどうかを疑う事も時には大切です。
思いの原点に立ち返る事
大切な事は、連絡が来ない事や出費の多い事、希望の仕事に就けない事を悩み続けるのではなく、自分の本当の想いを見つめ続ける事です。
想いと反する現実、悪くなっているようにしか見えない状況であっても、自分の行く道を見つめ続けることが大切です。一見悪く見えてもそれが良い展開への過程かもしれません。一時的な状況で悪くなっていると判断せず、物事は長い目で見つめる事が大切です。
悪いほうへフォーカスをすると、物事がすべて悪いものに感じてしまい、良い部分が隠れて見えなくなってしまいます。
時には辛く感じる事や、悲しく感じる事があるかもしれませんが、その時は無理をせず過ごしてください。今思っている感情を感じ切る事は大事です。また気持ちが落ち着いて元気になったときに、自分が見つめたい方向へ向きなおすだけです。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。