不安は消さなくてもいい、勝手に消えるもの

今感じている恋愛に関する不安、お金に関する不安、仕事や将来に関する不安というものは、消したり無くしたりする必要はなく、不安を感じてしまってもそこに囚われずに、安心の中にいる事が大切です。

「不安を感じる=それが実現する」とは限りませんし、心配事のほとんどは起こりません。

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心配事には実態が無い

何かしら強い不安を感じるとその不安をリアルに感じ、いつかその不安のようになってしまったらどうしよう…と思い悩むこともあるかもしれませんが、そもそも頭の中で思い浮かぶ事は曖昧で実態がありません。

目の前で起こっている、今その現象に悩まされている訳でもないのに、妄想で怖れを抱いてしまっている状態です。フィクションだと分かっている映画を見て、それが本物だと錯覚をしているだけなのです。

偽物だと分かっているのに、本物のように感じ怖れを抱くことは悪い事ではありません。湧き出た不安や怖れを消そうとすればするほど、その感情は大きくなります。

そんな時はただ自分の中でその感情を認め、少しでも安心する事を選ぶのが大切です。

今そこにいるなら、これからも大丈夫

私たちが何かしらに対して不安になるという事は、今に限ったことではありません。今までの過去でも何度も何度も不安になってきたと思います。

私も昔はちょっとしたことで不安になる事が多く、未来に対し悲観的でしたが、想像したような最悪の事態が起こったことはありませんでした。ある程度の事は案外何とかなるものです。

とにかく今大丈夫なのであれば、これからも大丈夫です。「それでも大丈夫じゃない」「不安でたまらない」となるかもしれませんが、不安に対し思い悩んでしまう時は安心を求めています。

だから、あれこれ悶々と難しく考えるよりも、誰かに不安を打ち明けたり、リラックスできる場所に行ったり、好きなカフェに行ったり趣味を楽しんだりと、気持ちを切り替えて重い気持ちを軽くすることが大切なのです。

別に問題が解決したわけじゃないのに、誰かに話すだけで思いつめた気持ちが解けていったという経験は、誰しもあると思います。気持ちが切り替わると問題に対しての見方も変わってきます。

機嫌が良い時って多少問題が起こったとしても、それ程気にならなくなりますよね。機嫌が悪い、落ち込んでいる時に嫌な事が起こると、最悪だと感じますが、デートの前や何か楽しみの前に同じような嫌な事が起こっても、そこまでメンタルにダメージを受けませんよね。

「この問題を乗り越えたら、デートが待っている!」等と、前向きに嫌な事にも取り組むことが出来るようにもなります。

今の気持ちが延々と続くわけではない

嫌な気持ち、不安に悩む気持ちはこれから先ずっと続くものではありません。そもそも感情とは目まぐるしく変わるものだし、些細な出来事で気持ちが沈んだり、気持ちが上がったりするものです。

私も昨日気持ちが落ち込み気味でしたが、漠然と動画を見ている時に、勝手に上がってきた動画を見て笑うことが出来て、落ち込んだ気持ちがそれで晴れていきました。

今苦しい、今辛いのも、本当に一過性のものです。ずっと重たい気持ちで悩んでいると疲れてきて、ネガティブになる事に飽きてきます。

気持ちは切り替わります。これからも良い事はたくさん起こります。だから心配や不安からのフォーカスをずらして、それ以外のいろいろなものを見ることが大切です。

そこで気づかなかった事、見えなかったことが見えてきます。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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