【潜在意識】嫌な映像を見て感じた怒りや悲しみは味わいきる

今見えている現実は過去のもの、都合の悪い現実は幻などと言い聞かせていても、どうしても現実が気になって辛い時はあります。

現実が辛いときは無理やり力ずくでこらえなくても、その辛さを味わって怒りを感じたり、悲しみを感じたりしても大丈夫なのです。感情は出さないと発散されません。

私も昔は感情を抑えて無理やりポジティブにいようとしていましたが、そうしていても心が晴れないのです。しかも体に湿疹が出たりして、心身共に状態が良くない時もありました。

負の感情は味わいきって出し切れば、すぐにまた元気になれます。

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怒りと悲しみは適度に吐き出す

引き寄せの法則ではポジティブな考えが大事と言われますが、それに囚われすぎてしまうと、怒りや悲しみと言った感情を堪えてしまうことになります。

感情は発散させてこそ浄化されます。悲しくて泣いてしまい、気持ちが落ち着くと「何でこんな事で泣いていたのだろう」と疑問に思ったり、恥ずかしくなることってありますよね。

それは悲しみが浄化され、悲しみで下がってしまった感情がマイナスから、ゼロの位置に戻ったからです。

私も昨日、趣味関係で怒りを感じたとき、その怒りが収まるまで気持ちを感じきりました。その間買い物に行ったりして、とにかく感情が落ち着くまで待ったのです。

そうしていると知らないうちに怒りは収まり、気持ちがスッキリしてきました。感情を出し切るとつぎの日の気分も良くなります。軽い怒りなら、もうそれで怒りを感じることも無くなっています。

感情を抑えがちだった頃に比べ、感情を抑えずちゃんと感じるようにしていくと、悶々と考え込むことが減っていきました。

怒りは抑え込むものではなく、うまく処理するもの

自己啓発や引き寄せの本などでは、怒りを感じないようにしよう等といったことが書かれていて、それを鵜呑みにしてしまうと、怒りを抑え込んでしまいやすくなります。

怒りは人の感情の喜怒哀楽の1つです。怒りは感じて自然なのです。怒りを感じるから、自分の在りたい姿、居たい場所が分かるのです。

怒りの感情の処理は難しく、時と場合に応じては人を傷つけてしまうこともあります。

怒りを感じたらすぐ反応せず、まずはぐっとその感情を否定せず感じてください。どこかで怒りを発散させるのも大切です。

発散といっても、怒りのピークの時に人に当たるのは良くありません。相手に恐怖の気持ちや萎縮の気持ちを与えてしまいます。大きな声で怒鳴る人に好印象を感じる人はまずいません。

少し落ち着いてから、信頼できる人に相談したり、SNSでボソっと書き込んでもいいでしょう。辛い気持ちや怒りの気持ちを1人でこらえるのは辛いものです。

感情は味わい尽くしたほうが遠回りしなくていい

感情を抑えて見て見ぬふりをしていても、それは無かった事になりません。怒りや悲しみは我慢していては、その感情の開放から時間がかかってしまいます。

見て見ぬふりをして、色々な引き寄せのメソッドをしても、効果はあまり感じないかもしれません。何となく心がモヤモヤしたままになってしまいます。

私はそれで遠回りしてしまったことがあります。負の感情を無意識で抑え込んでしまっていたのです。

負の感情こそ味わいきってしまうほうが、そこから抜け出すのが早くなります。ショックが大きいほど回復も時間がかかりますが、焦ってはいけません。どんな時も自然に任せていれば、いい方向へ向かうのです。

焦らず、目の前の些細な喜び、楽しみ、快を大切にしていってみてください。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。