どれだけ好きな友人、恋人であっても、相手の欠点や嫌なところは必ずあります。でも、相手の欠点を見続けていると、欠点ばかりが大きくなってしまいます。
相手の欠点は時には許せないと感じるかもしれませんが、そういう自分にも必ず欠点はあるのです。
人の欠点を気にする人は、人からも自分の欠点を気にされてしまいます。
人の長所を見ていこうとしても、それでも人の欠点が気になってしまうことがあるかもしれません。
でも、人の長所を見ていきたいのに、欠点が気になる自分も認めてあげるのが大切です。
自分の欠点も認めて愛する
話すのが苦手、行動が遅い等、誰しも自分に短所を感じる部分があります。また自分と真逆の性格の人であっても、その人なりに悩みはあります。
自分の短所、コンプレックス、悩みは無くしたいと思いますが、それらはなくそうとしてもすべて消すことはできません。むしろ苦しさだけが残ってしまいます。
短所とは悪いものに思えるかもしれませんが、裏を返すと、長所になります。話すのが苦手なのが短所だとしても、逆にそれを長所に置き換えると、じっくり考えてから話ができるという長所にもなります。
誰彼構わず話が出来る人に憧れる人は多いと思いますが、頭や体よりも口が先に動く場合、言わなくてもいいようなお節介な言葉や、失言をしてしまうこともあります。またあまり話をする人はうるさいと感じられる方も居ます。
考え方を変えるだけで、長所も短所、短所も長所になります。話があまりできないのが短所としていても、それが長所になります。
あまり話をしない分、人とうまく交流できない部分があるかもしれませんが、余計なことを話してそれでトラブルになったりすることが少なくなるという利点もあります。
人は自分の話を聞いてほしいという人が多く、聞き手を望んでいるという人は多いです。世の中は話ができる人よりも、話を聞いてくれる人の方を望んでいるのかもしれません。
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