引き寄せの法則や、潜在意識について知っていくと、ネガティブな思考を浮かべてはいけないと、過剰に気を使ってしまうこともあるかと思います。
でも世の中の全てのものは、表裏一体です。表もあれば裏もあり、光があれば闇もあります。ネガティブを消し去って全てポジティブにするというのも不自然なのです。
ネガティブな考えが頭に浮かんできた時は、ちょっとした思考に気を配れば大丈夫です。
ネガティブな考えをしている時間は短い
ネガティブな考えが浮かぶと、それについて長時間考えているように感じますが、実は5分も考えていないことが多いです。私はそれに気づくまで、ネガティブなことを何時間も考えている気分でいました。
それに、ネガティブなことを考え始めると、同じ思考がグルグルと頭を巡ります。しかしそれでは、余計にネガティブを脳にインプットしてしまいます。
嫌なことを繰り返し考えれば考えるほど、それは何度も体験したと脳は判断してしまいます。
ネガティブな時間よりも楽しい時間、落ち着く時間を増やす
ネガティブな気持ちになってしまったら、一旦落ち着いて思考を別の方向に持っていってみてください。そういう時は、今いる環境から場所を変更することをオススメします。
座っている時は歩いてみる。寝ている時は起きる、出かける、お風呂に入るなど、ネガティブを感じた瞬間から行動を変えてみてください。
とにかく嫌な気分でいることを減らすのです。ただ何もしないだけではなく、心が楽しくなることや笑えるテレビや映画などを見て、気分を上げることも大切です。
引き寄せの法則は今発している、気分の周波数に引き合うものを引き寄せてしまいます。そのため悶々とネガティブに浸るのは良くないのです。
ネガティブな考えが浮かんでも無理に押しのけない
ネガティブな考えが浮かぶと、その考えを消し去りたくなったり、無かったことにしたくなりますが、湧き出た感情に蓋をするのもよくありません。
感情はそのまま落ち着くまで味わいきっても大丈夫です。でも、そのネガティブな感情に流されて行動してしまうことは良くありません。なぜならネガティブが起源の行動や思考は、良いものを生み出しません。仮に上手く行ったとしても、どこかで歪が出てくるものです。
悲しみの感情のままに、過食をしてしまい、食べすぎて体重が増えたり調子が悪くなったりしてしまうこともあります。
気分がすぐれない、気分が落ち込む、ネガティブが頭から離れない時は、無理に動いたり考えたりすることを控えてください。特に女性はホルモンバランスにより、感情の浮き沈みが激しくなることがあるので、無理は禁物です。
ネガティブが浮かんでもそれ以上に楽しいことを増やしていく
ネガティブになること、ネガティブになってウジウジしてしまうこと、モヤモヤと考えてしまうことを、避けたり否定したりしなくても大丈夫です。
人は想定外のことが起こると、ショックで動けなくなってしまう事もあります。想像以上に辛いことは生きているとやってくることもあります。
でも、それ以上に楽しい時間を増やしていけば大丈夫なのです。ネガティブな考えって大抵考えても仕方ないことや、取り越し苦労であることも多いです。
私は人生の多くの時間をネガティブに費やして来ましたが、潜在意識や引き寄せの法則を知ってからは、楽しいことやポジティブなことを、ネガティブ以上に増やしていこうと、決めました。
ネガティブはそこにフォーカスすると、大きくなっていきます。だから逆にポジティブにフォーカスすれば、ネガティブは気にならなくなってきます。
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