未来の不安を和らげる方法

私達は生活をしていると、未来の不安ばかりを考えてしまう傾向があります。災害や事故、金欠など不安要因は考えれば嫌というほど出てきて、キリがありません。

それでは気が重くなって、今目の前にあることが楽しめなくなってしまいます。未来の不安を和らげたい、何とかしたいと思うのであればまずは、今の自分の思考がどうなっているのかが肝心です。

過去の思考が未来をつくる

過去に考えたことが未来に実現するということは、よく言われることですが、未来の不安を和らげたい、何とかしたいと思うのであれば、今の思考に気をつけなければいけません。

すぐに未来に対して不安になる人は、恋人と一緒にいる時間、楽しいことをやっている時間にもかかわらず、「恋人といつまでも仲良くできないのでは」「この楽しい時間がずっと続かないだろうな」等、せっかく良い時間を過ごしているのに、意にそわない事を考えてしまいます。

私も楽しい時間を過ごしている時に、未来もこうやって楽しく過ごせるか心配だという不安な気持ちを持っていた時は、時間経過と共にその楽しい時間が過ごせなくなっていました。

不安にフォーカスしない

不安にフォーカスすると、その不安が大きくなっていきます。それに、テレビやインターネットなどで不安を感じるもの、ネガティブなものを見ている時って、気分が悪くなりますよね。

私も過去にネガティブな情報を見ている時は、気分が悪くなるだけではなく、体にまで影響が出ていました。

しんどくなる情報、心や体に悪影響な情報は、見る必要はありません。情報を見て疲れてしまうのであれば、ニュースは一切見ない等と決めてしまってもいいのです。

私もニュースは自分から見聞きすることはあまりありませんが、割りと重要なことは人から伝達されたり、たまたま出かけた先、ネット検索をした時、その場所でかかっていたテレビやラジオなどで、知ることはできます。

必要な情報は自分の些細な行動で入ってきます。自ら動かなくても、世間の情報に疎くなるという不安になることはありません。今はネット社会だということもあり、好きな情報を調べている時に何かしらの重要な情報をキャッチすることもあります。

不安な気持ちの時は、別の楽しいことを考える

体調が悪い時に、その体調を何とか良くしようと考えたり、対策をしようとしても余計に疲れてしまったり、余計に体調不良が気になってイライラしてしまうこともあります。

肩こりでしんどい、肩こりを何とかしたいと感じている時よりも、何にも考えない時の方が体調は良くなります。肩こり＝嫌なこと不安なことを考えている時って体は緊張しています。

肩こり＝嫌なこと不安なこと、を意識している時って大抵気持ちも嫌な気分になったり、イライラしたりと自分の気持はゴキゲンはありません。

それに、嫌なこと不安なことは、考えるだけでそれを体験しているかのように脳は感じてしまいます。だから、起こってほしくないことを想像するだけで、気分が悪くなります。

そういう時は逆に、今楽しめる事に集中したり、それができなければ何もしないのが大切です。楽しいことに集中していると、気分がワクワクしてきて、知らないうちに不安や心配事も忘れてしまっています。

どんな状況でもなるべく安心を選んでいく

不安に思っていたこと、嫌なことが実際に起ったとしても、それに流されずに出来る限り落ち着くのが大事です。

腹の立つこと、悲しいこと等、ショックを受けるとなかなか正気でいるのは難しいですが、そういう時は無理せず、気持ちが収まるまでじっとするのも大切です。

自分の気持ちに素直になって、自分の望むことを自分にしてあげるのです。自分を真に助けることが出来るのは自分しかいません。

親もきょうだいも恋人も先生も、ある程度は助けてくれるかもしれませんが、最終的に自分を救えるのは自分です。

誰よりも何よりも大事なのは、自分自身です。何があっても自分が安心、安全な立ち位置でいることが大切です。

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