幸せとはお金持ちになったり、何か成功したら幸せになれると思っていますが、それらは少しの間幸せな気持ちにさせてくれるかもしれませんが、案外それらの幸せは長続きしません。誰しもお金持ちになりたい、成功したいと願いますが、それが本当に真の願いかといえば、決してそうではありません。
お金は入ってもすぐに無くなってしまう
お金が沢山手に入っても、あれこれ使っているうちにあっという間に無くなってしまいます。臨時収入などの額が多いと、気が緩んでたくさん使ってしまうので、短期間でお金が減ってしまいます。
宝くじの高額当選者が宝くじにあたってから借金を作ってしまったりするという話を聞くので、お金の入るエネルギーが強ければ強いほど、出て行くエネルギーも強く感じます。
しかもお金の欲は果てしなく、100万円手に入れたら1千万円欲しくなり、1千万円手に入れたら1億円手に入れたくなるように、キリがありません。お金持ちを目的にするのはいいですが、どれだけ持っていても欲求が満たされないことも理解しておく必要があります。
お金持ちになるには、お金持ちになってからのお金の使い方にも気をつけなければいけません。行きたかった旅行に行ったり、欲しかった時計などを買うのはいいですが、過剰にあれこれ買わないよう気をつけるようにしなければいけません。
大金が入っても舞い上がらず常に冷静にお金に対処していかなければいけません。それにお金があってもすべての問題が解決するとは限りません。お金の悩みは消えてもまた別の悩みが出てくることも考えられます。
いい学校、いい会社に入っても幸せとは別問題
いい学校、いい会社に入れると安泰に思えるかもしれませんが、いい学校では周りに成績優秀者が多く、進学前では優秀だったのに進学先ではそれ程成績が良くなく、それで思い悩むことが出てくるかもしれません。
いい会社に入って高給料や高待遇が保証されていても、実際仕事が自分に合わなかったり、残業続きで自分の時間がなかなか持てなかったりと、精神的にも肉体的にもきつい状況に陥ることになるかもしれません。
いい学校、いい会社に入ることは幸せの代名詞に言われることもありますが、必ずしもそれが個人の幸せであるかと言えば、そうではありません。客観的に見て幸せなものを自分の幸せであると投影してしまいがちになりますが、自分の幸せはもっと別のところにある事が多いです。
好き、幸せだという時間を大切に
好きなことを楽しんでいると、幸せだなと感じる時がありますよね。私も先日面白いゲームを見つけて夢中になっていました。面白いゲームをしていると、ワクワクするし心が満たされた気分になります。
些細なことに感じられますが。そういう小さな幸せは今あなたが好きなもの、快適に感じるものです。幸せって何処か遠くにあるものに感じますが、快適だな好きだなやっていて幸せだなと感じるものこそ、幸せの種となります。言ってしまえば幸せは今すぐにあります。
幸せは誰かからもらうものではなく、自分からなるものです。自分が幸せになれないと、真に幸せになれません。好きなこと、幸せな時間を増やしていき、それを感じる時間を多くすればするほど、あなたはどんどん幸せになれます。小さな幸せをたくさん作る事ができれば、やがてそれが大きな幸せになっていくでしょう。
本日もお読み下さり、ありがとうございます。