嫌な現実は花火のようなもの

彼が冷たい、彼女が別の人が好き。取り組んでいることがうまく行かない等、「困難だな」「うまく行かない」と思うことがあるかもしれませんが、それらは花火のようにいずれは消えてしまう幻です。

夜空を彩る花火はキレイで見ていると心が楽しくなりますが、その光はやがて消えてしまいます。

だから嫌な現実は固定されているものでも、ずっと付きまとうものではなく消えてしまうものなので、嫌な現実を見て恐れる必要はありません。

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嫌な花火を打ち続けていることに気付く

いい事でも悪い事でも現実は花火のように一瞬目の前に現れるものです。ずっと目の前にあるように見えるのは、いい事の花火や悪い事の花火をずっと打ち続けているからです。

嫌だなと思うことが続くのは、その花火を自分でずっと打ち上げ続けているからそうなってしまっています。だから花火の光が張り付いたままになっています。

彼が冷たいと思えば思うほど、その現実が張り付き続けてしまいます。ネガティブな事は頭の中で繰り返し堂々巡りしてしまいやすいですが、嫌な事を考えた瞬間、嫌な現実を展開させている思考をしていることに気付くことが大切です。

例えば「ラインをスルーされるから彼が冷たい、脈ナシだ」という思考や観念は必ずしも正解ではありません。どこかの誰かや世間ががスルーされるのは脈ナシだのようなことを聞いて、それを真実だと信じ切っているだけです。

恋愛には連絡の頻度や未読スルー、既読スルー云々は関係ありません。仲が良くなればよくなるほど連絡を頻繁にしなくなるっていうことはよくあります。私もそうです。

ラインをスルーされるのは、単に忙しいだけかもしれないし、相手が自分のことを良い意味で空気のような存在だから、無理に連絡しなくてもいいかなって思っているのかもしれません。

観念は絶対的で正しいと思うかもしれませんが、それは自分が正しいと思い込んでいるだけで、人によってはそれが真実ではないと思う人も居ます。

だから、嫌な花火を打ち上げ続けているように気が付いたら、その花火=思考や観念を疑ってみることで少しずつ凝り固まった観念がほぐれてきます。

それでも嫌な花火を打ち上げ続けてしまう

嫌な現実を展開させてしまう花火を打ち上げ続けていると思っても、すぐには考えを止めたりやめるのは難しいです。長年しみついた観念は時間をかけてほぐしていくことが大切です。

早く何とかしようと無理やりやっても、ダイエットのリバウンドのようにすぐ元に戻ってしまいやすいです。

嫌な現実を見てしまってもいいし、その現実に怒ってしまってもいい、とにかく気が済むまでその現実を見て感じ切ってしまうのも大切です。

誰かの言葉、常識、マニュアルよりも何よりも自分の気持ちを優先することがすごく大切です。

人の言葉や常識、マニュアルは時間の流れとともに変化していきますし、人の気持ちも必ず変化していきます。

彼が冷たい、距離を置かれてしまった、喧嘩してしまったと自分が思っていても、周りの人は「あなたは彼氏と仲良しなんだね」と認識を持たれているままだったりします。

自分はピンチだ、最悪だと思っていたとしても、他人からは結構幸せそう、充実してそうって思われているものです。

「未読スルーだから冷たい」「喧嘩したから分かれてしまう」等マイナスな観念を信じれば信じるほど、そう動き続けてしまいます。

観念は絶対的ではありません、人によっては上のような概念がない人だっています。誰かの言葉や常識、マニュアルに従ったものが絶対的に正しいものではありません。

だから、少しずつでも嫌だなと思う観念が浮かんだら、それを疑ってみてください。最初は力が必要ですが、徐々に変わってきます。疑うことで嫌な現実の花火を打ち上げなくて済みます。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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