生きていると、別れや人間関係の深刻な問題が起こり、気持ちが沈み辛く悲しいと感じてしまう時期というものがやってきます。
それで落ち込んだり、ショックを受けていると「こんな事で落ち込んではいけない」と自分を叱咤してしまうかもしれませんが、落ち込むことは何も悪いことではありません。
ショックを受けるからこそ、学べたり成長できる部分があります。
また、辛い時・悲しいときというものは時間が解決してくれるのです。特効薬はありませんが、ただ毎日を過ごすだけでその気持ちや癒やされていくのです。
辛い時こそたくさん学べる、飛躍のチャンス
辛い経験をするから、そこから抜け出すために色々調べたり、行動ができるようになります。そういう時こそ新たに前進できるチャンスでもあります。
辛い出来事は感情が大きく動きます。感情が動くことは大きく自分が変化をしようとしている時期です。また自分の今の行動を見直して、改めなければいけない部分が見えてきます。
人生は常に何かを学んでいくことが不可欠です。学ばなくなったり、学ぶのを面倒に感じてしまうと、そこから成長が出来なくなってしまいます。「もうこれで十分学んだ」と思っていると、謙虚さが無くなって自分が嫌な人に感じてしまいます。
昔学校の先生が、「人な毎日何かを学んでいる」と言っていました。その時私は「たしかに毎日何か気づきを得ているな」と腑に落ちた記憶があります。
学びとは難しい勉強をする時期もあるかもしれませんが、普段のちょっとした気付きも大切な学びです。毎日毎日なにか気づきを得ることで、自分というものが形成されていくように私は感じます。
辛い時期を抜けた位置にいることにフォーカスする
昔は辛くて苦しい時期は、ただただ耐えているだけでしたが、今は辛くてもそこを抜け出した位置に自分がいるということを、確信できるようになりました。
今気持ちは苦しくても、辛い気持ちは時間とともに抜けていきます。辛い気持ちをなんとかするために、インターネットで調べたり、本を読んだり、だれかに相談したりと自然と行動に移すことはできます。
辛さの渦中にいる時は気休めにしかならないけれど、何かしら行動をしていると次第に気持ちは落ち着いてきます。調べたり誰かに話たりするのは、今の気持ちをなんとかして安心したいという欲求の表れです。
1日2日は辛いけれど、そんな時こそ普段スルーしてしまう、情報が心に響いたりするものです。私は辛くて苦しい時、ネットで検索をしていたのですが、偶然漫画について書かれているサイトに辿り着きました。
漫画のあるシーンを集めた記事だったのですが、普段は読んでもスルッと消化してしまうことでも、辛い時はじっくりと「このシーンの面白いところは何なのかな」と考えたりして、じっくりと記事を楽しむことができました。
辛くて心が苦しい時こそ、ちょっとしたメッセージや言葉が心にしみます。元気のためのエネルギーになります。
自動的に楽しいところへ行ける・何もない日常が大切
辛さを乗り越えて楽しく過ごしている位置にフォーカスしていれば、自然とそこへ行けるようになっています。
心が辛い時って体もどことなく痛くなったりしてしまいます。だから、早くそんな状態から抜けたいとなるのです。
寝るしかできなくても、テレビしか見れなくても大丈夫。ゲームだってエンディングまでには、難しいステージや嫌なステージがあるものです。ゲームはその難しいステージがあるからこそ、それが刺激となって面白くなるのです。
普段の生活の辛いことも人生を楽しむための刺激です。辛い時こそ何もない普段の生活がとても大事に思えるものです。
大きな願いをかなえることも大切ですが、一見退屈だけど何もない生活を堪能することも同じくらい大切なことです。
お金持ちになる、理想の恋愛をかなえるのも、立派な目標ですが、意外と喜びは一瞬で終わってしまいます。叶ったらそれが当たり前になって、日常になってしまいます。
喜びや悲しみって人生の中では一瞬の出来事で、普通に平凡な時期を過ごすことが大半です。だから、そんな大半を過ごす平凡な時期こそ、日々充実させていくことが大事です。
辛い時期は時間がなんとかしてくれます。ただ過ごしていれば大丈夫です。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。