ふと思ったことなのですが、ティッシュやトイレットペーパーなどの消耗品が残り少なくなっても、お金が少ないときのように、不安感や絶望感を感じることは今の世の中ほぼ無いと思います。
それはお金は手に入りにくく、消耗品は簡単に手に入ると思いこんでいるからです。私もお金が少ない時は不安になることがありますが、消耗品が少なくなって不安になることはほぼありません。
昔は消耗品をある程度ためておかないと不安だった
今では消耗品は、半分近く使ったら買うというように決めていますが、昔は「ある程度ためておかないといざという時困る」という、不安を感じていた頃がありました。
上に書いたティッシュやトイレットペーパーだけではなく、あらゆる消耗品を「買えなくなったらどうしよう」という未来への不安感から、割とハイペースで購入していました。
それからしばらくして、断捨離について知った時、関連の本を読んでいた時に見た、「過剰なストックはよくない」という感じのフレーズが胸に響き、消耗品のストックは少なくすると決め、気がついたらストックが少ないと不安、という気持ちは消えていました。
今ではなぜ、消耗品のストックを多めにしておかないと不安なのかが、分からないです。最近は歯磨き粉が無くなりかけているのに、買い忘れてしまってもそれ程気にしなくなっています。
不安について考えなければ、次第に忘れてしまう
消耗品のストックが少ないと不安という考えを、頭で考えなくなってからもう何年も経ちますが、不安というものは考えずにいると、自然と消えていくものだと確信しました。
お金の問題も、それを利用して認識を変えていけば、状況が変わっていくものなのですが、「手に入りにくい」「消耗品と違って無くなると命にかかわる」などの観念が付きやすく、なかなか認識を変えるのは難しいと思います。
それでもお金に悩みたくなければ、お金に執着して不安になりすぎるのは良くありません。「お金に執着して不安になる」現象から抜けない限り、それがずっとつきまとってしまいます。
考えてもいい解決策が浮かばず、気持ちが落ち込むことからは、なるべく早く離れるほうがいいのです。
いきなりお金は大量にあると思うのは無理があるかもしれないので、「安心して暮らす」「毎日楽しく元気に過ごす」など、無理しない程度で心地いいと感じる、目標を決めるのが良いと私は思います。
習慣づければそれが当たり前になる
はじめは抵抗があることも少しずつ習慣にしていくと、それが当たり前になってしまいます。最初は面倒なことでも続けているうちに、自然と日課になります。
認識や観念を変えるのも、毎日ウォーキングを続けるような感覚で、常になりたい方向を向く事が大切になってきます。
最初はエネルギーが必要ですが、物事は始める時にエネルギーがかかります。その為しんどく感じますが、慣れが肝心です。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。