世の中は統計によるデータが数多くありますが、引き寄せの法則、潜在意識を上手く活用したいのであれば、データに惑わされないことは大切です。データはあくまでもデータ、あなたの考えではありません。
夫が働いて、妻が専業主婦で、子供が2人の家庭が全体の5%程しかないというデータを、ネットで見ましたが、あくまでもそれは今までの統計です。
上に書いた家庭が標準家庭と少し昔は設定されていましたが、それも誰かがいつの間にか決めていたというものです。その家庭じゃないと幸せなのかといえば、そうではありません。
夫が働いて妻が専業主婦というのがもう時代に合わなくなっているのもあります。夫が働く、妻が専業主婦と枠組みにはめ込んでしまうと、窮屈さを感じてしまいます。
逆に一昔前の一般家庭のようになりたいけれど、たった5%しかいないとなると、なるのが難しく感じます。でも、データを見て諦めてしまうようでは、自分の未来は外で決められてしまうことになってしまいます。
「難しい」、「なれない」、「自分には無理」だと思うことで、潜在意識にブロックがかかってしまいます。
〇〇しか無いと見るのではなく、〇〇もあると見る
コップの水が半分の状態の時、半分しかないと見るのと、半分もあると見るのとでは、解釈が変わってきます。
半分しか無いと見ている時は、その水が不足している、もっとほしいと感じています。半分もあると見ている時は、水が今は足りていると感じています。
半分しかないの気持ちは、不足から現れるものです。だから水がコップに半分ある時に、半分しかないというのが癖であるのなら、不足を呼びやすくなってしまいます。
コップの水が半分だと、何となく少ないと感じる方が多いかもしれませんが、常にある方を見つめることにより、不足にフォーカスをしにくくなっていきます。
人は同時に違うことを考えるのは困難です。だから不足を考えている時間、足りていることを考えていると、だんだんと足りている方へフォーカスしていきます。
5%は難しいではなく、5%に私も入る気持ち
夫婦の妻が専業主婦、子供2人の家庭が5%であり、そこの自分も入りたいと感じるのであれば、5%は難しいと最初から思うのではなく、自分がその5%に入るぞ!という気持ちが大切です。
その心構えは5%の家庭に当てはまるようになるだけではなく、他のいろいろなことでも使うことができます。100人に1人受かる試験に挑戦するのであれば、自分はその1人に入るんだという心構えをすることで、少しずつ自信が付いてきます。
ダメ元で100人中1人しか受からない試験の勉強をしていても、それほど本気にはなれませんし、どうせ無理という思いが潜在意識によぎります。
とにかくそのような試験をうけるのなら、その1人に入る勢いで行くことが必須です。もし結果が駄目でも、そこで終わりではありません。試験の勉強している期間に感じたこと、学んだことが、必ずあります。
それに必ず、その経験を生かせる場所が用意されるのです。
逆に隕石が落ちる確率が5%だと確率が高く感じる
例えば隕石が日本に落ちる確率が5%だというデータが出ると、確率が高く感じてしまうでしょう。
宝くじに当たる確率と隕石が落ちる確率が同じだとすると、隕石が落ちる確率のほうが高く感じてしまいます。何故なら人には危険感知があり、少しでもリスクのあるものに対して、対処をしようとするからです。
宝くじは当たると嬉しいですが、当たっても命に別状はありませんが、隕石が落ちると悲惨な状況になってしまう恐れもあります。小さな確率でも、的中した時の状況が悪いものであればあるほど、確率が低くてももしかしたら当たるかもという心境になります。
今ここで居るのは天文学的確率かもしれない
今安心して、家で涼しい所で、インターネットを出来るということは、とんでもない奇跡かもしれません。家族や周りのいて当たり前の人がいることも、とんでもない奇跡かもしれません。
世界中には安心安全とは言えない状況にいる人も沢山います。そんな中、安心安全でインターネットできる、テレビを見れる、音楽を聞けるということは、ものすごい奇跡なのです。些細なことでも出来ることは奇跡なのです。
人は生まれた瞬間から、その人オリジナルの生き方をしていきます。赤ちゃんだと生活は皆同じように見えますが、皆違います。使っているおむつ、ミルクのメーカー、着ている服、ベッドなど細かく違っています。
生まれてから今まで体験したことは、全てその人のオリジナルで、誰一人として同じ生き方をしてきた人はいません。あなた自体オリジナルで、尊い存在なのです。
こうやって生きているだけで、天文学的確率の宝くじ当選よりも、すごいことです。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。暑い日々が続きますが、皆様に幸多い生活をお祈りしております。