断捨離、ミニマリストに対する危機感

断捨離やミニマリストは持ち物を必要最低限のものに抑えていくもので、やれば部屋や家がスッキリするし、快適に暮らしていくことが出来るようになりますが、皆が皆ミニマリストになってしまう世の中には、危機感を感じています。私はミニマリストを目指していて、断捨離テーマの記事も書いたりしますが、時にはそれらを疑ってみることも大事です。

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そもそも無理にしなくて良い

断捨離をして幸せになった、ミニマリストになって幸せになったとかを見聞きすると、断捨離をしないと幸せになれないのか、ミニマリストにならないと幸せになれないのか気になる人もいると思います。

確かに片付いていたり、物が多すぎないほうが快適ですが、自分がやりたいと思ってやらないと効果は出ません。無理やり断捨離したとしても、出てくるのは虚無感です。

断捨離は目的がなければしないほうがいいです。目的がないとあれもこれも捨てたり処分してしまい、ゴミも大事なものもひっくるめて処分してしまいます。

断捨離とは目標を持って始めていくものです。そのため人のものを無理やり断捨離するのも良くないし、人に押し付けるのも良くないです。

断捨離をイライラしながらやったり、脅迫めいた感情でやっていても、幸せはやって来ません。イライラや負の感情が出てくるのなら、断捨離はお休みするか最低限片付ける程度でいいのです。

ミニマリストは似通っている?

持ち物のメーカーが同じ、好きなブランドも同じなど、ミニマリストには似たような趣向を持っている人が多くいるように感じます。パソコンは◯◯社、雑貨は□□など、多数のミニマリストを見ていると持ち物が似ているように思います。

使い心地、使いやすさなど物は使っていて快適なものが好まれるため、シンプルかつ機能的なものが好かれるのは必然ですが、人まねをしていないか、本当にそのアイテムが気に入っているのかどうかを考えるのは大切です。

シンプルイズベストと言われますが、全て持ち物をシンプルにしなくても、アクセントにちょっと派手なものを持っていてもいいのです。

上の写真は岐阜へ旅行した際に買ったマスコットです。ちょっとした神々しさが気に入り購入。金色ですが、ちょっとしたアクセントで飾るとシンプルな中の良いアクセントとなります。

持ち物を全て参考にしているミニマリストと同じにするのはしんどいし、経済的にも負担があります。持ち物を選ぶ時の基準は、自分がそれを気に入るかどうかです。

みんながみんなミニマリストになる必要はない

ミニマリストが流行していますが、別に流行に乗る必要はありません。流行に乗るということは少なくとも時代に流されている部分があります。

みんながみんなミニマリストになると、売られるものは全てミニマリストが好むシンプルなもののみになってしまい、個性のある物が市場に回らなくなってしまい、つまらない世の中になってしまいます。

服や持ち物って、その人の個性を表すものだと思っています。だから、皆似通った服装になるのには違和感を感じます。みんなシンプルな服しか着なくなったら、みんな優等生しかいないように感じて、面白みがありません。

好きなものを目指していく

ミニマリストになるのも、そうでないのもその人の価値観で決めていって良いです。ミニマリストのブログを読んだからと行って、ミニなリストにならなければいけないわけではないし、違和感を感じるなら採用しなければいいのです。

ミニマリストが好きならそれでいい、物がある程度ある方が好きならそれでいい。自分のスタンスで生きて行けばいいのです。何事も偏りすぎないことが大切。偏りすぎるとバランスが悪くなってしまいます。

本日もお読み下さり、ありがとうございます。