しばしば生きていると自分には価値が無いと感じるときがあります。人に認められると思ったのに認められなかった、仕事を頑張っていたのにリストラされたなど、世の中には理不尽な事が沢山あります。そんな時自分に無価値感を感じてしまいますが、考え方一つでその思考は弱めることが出来ます。
理不尽な出来事は自分には関係ない
理不尽だと思う出来事は自分からではなく、人から外からやってくることが殆どです。だからそれらは自分では制御できません。誰かが暴言を吐こうが殴ってこようがそれは相手からの勝手な行動です。
確かにされる方はつらいですが、自分がしたことは自分に返ってきます。だから暴言を吐く人はそれ相応の出来事がやってきます。辛くても暴言を言い返してはいけません。あなたもそれ相応の出来事が返ってきます。
理不尽な出来事は自分のせいではない、自分は関係ないと思えば、理不尽な出来事に対しても少し落ち着いて対処できていくのではないでしょうか。
無価値だと感じるのは人から評価されない時
人に認められない時や、人に評価されない時、社会から拒絶されたように感じる時、自分を無価値に感じますが、それらは全て人からの評価です。人からの評価とは曖昧で、すぐにコロコロと変わります。
とある優秀な人がいて人はそれを褒め称えますが、その人が何かスキャンダルを起こすと途端にその人を非難します。昨日褒められていた人が、明日貶されてしまうという事は日常よく起こり得る話です。
それに評価されたり、褒めてもらえるのは気持ちいいかもしれませんが、相手には多少なり嫉妬の感情が混じっています。なかなか手放しで人を褒めることは難しいことです。自分のことのようにあなたを褒めてくれる人もいますが、なかには嫉妬混じりで褒める人もいることを忘れてはいけません。
無価値なのは思い込み
例えば就職試験で不採用になると落ち込み、自分に価値が無いように感じてしまいますが、あなたはそこの会社に合わなかっただけで、あなたが無能力という訳ではありません。
すべての人はパズルのピースのように自分に合う仕事や立場を、やるべきことを持っています。自分は無価値だから使命など何もないと思ってしまいますが、それはただの思いこみです。あなたの活躍できる場所は必ずあります。
自分を無条件に認めれば無価値感は弱まる
無価値感が強ければなかなか最初は難しいですが、少しずつ自分を認めるよう思考や言葉を変えていく事が大切です。思考を変えるには時間がかかりますが、言葉はすぐに変えることが出来ます。
まずは普段発する言葉を変えていってみてください。無価値だと感じやすい人は、自分は価値が無いようなことをよく言っているかもしれません。
無職は無価値だと思う人は多いかもしれませんが、それは社会からの評価であなたが無価値と決めたわけではありません。無職から抜け出すには時間もかかりますし、就職しなければ価値を持てないと言う考えもおかしいです。
無職でも何でも状態は関係なく、今の自分はそれでいいと思うところから始めましょう。それでいいというと現状維持で上昇しようという気概が見えないかもしれませんが、今の自分がどんな状態であれ、自分で認める所から始めることが、幸せになるには必須です。
~まとめ~無価値感は妄想である場合が多い
無職は人に迷惑をかける、かっこ悪いとあらゆるメディアは報道し、ネットでも無職は駄目だと言いますが、誰しも何かしらの理由で無職になる可能性はあります。大企業でもリストラに遭うし、怪我して仕事を辞めなければいけない時もあります。
社会や人の意見が厳しい時もありますが、どんな時でも自分の状態がしっかりしていなければいけません。
それに無価値や自分への悪い評価というものは単なる妄想です。太っていても無職でもあなたが自分に価値があると思えば、状況は少しずつ変わりつつあります。無価値であるという妄想をいい方に持っていけばいいのです。
根拠のない自分は無価値だという思考は今卒業してしまいましょう。これから少しずつ自分は価値があるんだと認めていくよう、言葉を変えたり紙に書いたりしていきましょう。
本日もお読み下さり、ありがとうございます。