嫌な現象は思い込み、現象の解釈は人それぞれ

例えば、好きな人が他の誰かと一緒に楽しそうにしているのを見ると、「あの人が好きなのかな…」「もしかしてあの人と付き合ってるの…」等、関連してネガティブな思考が湧き出てくると思いますが、何か現象が起こったときの反応というものは、人それぞれ違います。

一緒に歩いている人は必ずしも恋人とは限らず、きょうだいや親戚、学校や会社での先輩や後輩だという事もあります。その場合自分が、勝手に恋愛感情を抱いている人の好きな人だと、決めつけてしまっている事になります。

1つの現象に対する解釈は人それぞれです。何か現象を目の当たりにしても、異なった解釈があるということを知るのは大切です。

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嫌な現象を見ても、出てきた反応が真実だと決めない

嫌な現象を見たときに湧き出る反応、思考が事実だ本物だと認めず、まずはその反応を疑ってみる事が大切です。

上にも書いたように、現象に対する解釈は人それぞれです。自分は嫌な思いをしていても、友達は何も感じてなかったり、むしろ喜んでいたりするかもしれません。

自分の反応が他の人にも当てはまるとは限りません。「〇〇だからこうだ」といったように現象による結果を強く結びつけてしまうと、現実もどんどんそっちの方に展開されていきます。

好きな人が誰かと楽しそうにいた、という現象を見て出てきた反応や思考は、今まで自分が体験したり、誰かに聞いてそれを鵜呑みにしてしまったために、湧き出た反応です。

思い込みを疑う事

まずは、反応や思考が湧き出たら「そうなのかなぁ」というように思考を疑う事で、かき乱された気持ちは段々と落ち着いてきます。

疑う事で自分が〇〇だからこう、という思考がフラットになる感じです。気持ちがフラットになると、嫌な現象でモヤモヤした気持ちが小さくなり、冷静さを取り戻せます。

それから自分がどうしたいのか、自分が本当に望むものを考えてみてください。迷う事もあるかもしれませんが、急ぐ必要はありません。

そして最初は何も無いかもしれませんが、淡々と過ごしているうちにいろいろな思いが湧き出たり、ひらめきがあったり、何かしらの気づきが出てきます。

人と人との潜在意識は繋がっています。だから言語化するのは難しいけれど、現象に関わる人の気持ちを何となく感じたり、今の自分にとって大切な事、やった方がいい事、どう在ればいいのかが自ずと見えてきます。

一瞬一瞬の気持ちが大切

嫌な現象が起こり、周りの人がいなくなってしまったり、一見状況が悪くなるように見える事もあるかもしれませんが、今悪いからと言ってそれを、未来にまで繋げない事です。

いろいろ思う事があるかもしれませんが、今の状況をすぐに何とかしようと思わず、落ち込むときはとことん落ち込んでしまう日があっても良いです。

答えが出ない時は答えが出ないのが正解です。ゆっくりと自分の気持ちに向き合って、丁寧に一瞬一瞬を過ごす事が大切です。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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