叶えたいこと、願い事があると、どうしてもそれに執着してしまい、余計に願い事が叶わない方向へ進んでしまうことは良くあると思います。
でも執着したいときに執着することは悪いことではありません。今執着をしたいのであればその気持ちを認めてあげることが大切です。
人はずっと同じ感情でいることは出来ません。執着が強くてもそれは次第に飽きてしまいます。そうして執着に飽きた頃、物事は良い方向へ動き出し始めます。
仲良くなりたい人が常に傍にいるように感じる
私には仲良くなりたい同性の人がいました。インターネットがきっかけの出会いでしたが、交流しているうちに次第に彼女に惹かれていったのです。
しかし仲良くなりたいと思う気持ちに執着をすればするほど、相手との関係が何となく良くないように感じ、「嫌われているのかな」と不安になることもありました。
仲良くなりたいという執着心でしんどい時期があり、リアルにまで影響を及ぼす時期もありましたが、ある日「もう特別仲良くならなくていいかな」とその執着心をフッと手放すことが出来たのです。
その人を意識したり、考える時間を減らし、自分のやりたい事に取り組むようにしました。
それからまもなく、SNSのほうで私の書き込みに相手からの反応がありました。最近はそういうのがなかったので、ちょっと驚きと共に嬉しさを感じました。
そして、その相手の反応に暖かさを感じ、何やら常に相手が傍にいるような感覚を得ました。
執着心が無くなった事で、離れていても、メッセージのやり取りがなくても、相手の存在がとても近くに感じることが出来るようになり、寂しさがなくなりました。
彼女を思い出せばすぐ、その存在を感じるのです。
執着心はとことん感じきるのが大切
執着心があるとよく、願いが叶わないと言われますが、だからといって無理にその執着心に蓋をして生活するのは不自然です。
蓋をしたらその感情がなくなったように感じますが、心の奥底ではその感情が残っています。
幸せに生きるためにも今感じている感情を認め過ごしていくことは大切です。執着心はネガティブに感じるかもしれませんが、とことん味わいきることも必要です。
味わいきれば執着心も小さくなり、苦しい気持ちになることは減っていきます。
何もする気にもなれないくらい辛いとき、眠れないほど辛い時もあるかもしれませんが、同じ状態はずっと続きません。いつか終わります。
その辛さを乗り越えた先に気づくこと、感じることも必ずあります。
本日もお読みくださり、ありがとうございます。