好きな人と恋人になりたいと願望を持っていて、叶えようと頑張ってアファメーションしたりしているのに、状況は良くない方向へ向かうことは、意外とよくあるものです。
好きな人に恋人ができた、結婚したなどという現実を観てしまうと、もう諦めたくなってしまいますが、その好きな人に恋人ができた、結婚してしまったという事は、願望実現とは繋がっていない出来事なのですね。
恋人がいる、結婚しているという状態はずっと続くものではありません。好きな人ができた、結婚したと聞いても、いつの間にか別れているという事はありえます。
一見、願望を諦めたくなるようなマイナスの出来事があっても大丈夫です。目の当たりにした時はたしかにショックも大きいものですが、次第に落ち着くものです。
ショックが落ち着き、気持ちも安定したところでまた、願望へ向けて進んでいけばいいのです。コツは気軽に考えることです。あまりに思いつめて重たくなってしまうと、疲れてしまいます。
しんどい時はフィクション作品などに感情移入してみる
素敵な恋愛ができない、恋愛がうまくいかない時は、ハッピーエンドの恋愛映画や恋愛小説、恋愛ゲームなどに浸って、主人公に感情移入してみると、意外な発見があるかもしれません。
ハッピーエンドものは最後が分かっているため道中、ピンチになるシーンが有ったとしても、「なんかピンチだけど最後は大丈夫なんだな」とその思考を頭に植え付けることができます。
逆にバッドエンドや、幸せの絶頂からラストは絶望になるようなシナリオは、潜在意識的にはあまり良くありません。ただただ娯楽として何も考えずに楽しむのならいいですが、感情移入しやすい人には余計な観念を増やす危険性もあります。
フィクション作品を観なくても、幸せな妄想ができるのならそれでもOKです。
幸せそうな人を嫉妬しそうな時は、自分も人も一緒だということを思い出す
願望成就への道のりが険しいと、何でもうまく行っている人を妬んだり嫉妬してしまうことがあります。しかしそれは、自分を苦しめるだけで余計に願望成就が遠のいてしまいます。
また人に向けて放った感情はその人にではなく、自分に向かっていくものです。確かに生活をしていると憎悪する相手は誰かしら出てきますが、変にマイナスの感情を出しすぎると、少しずつ心を蝕んでしまいます。
嫌な人が出てきたら過剰にその人にとらわれず、反面教師としてその人がする嫌な事を自らしないようにすればいいのです。出会う人はみな自分の鏡です。嫌な人と同じ部分が自分にもあるのです。
願望は放置するくらいがいい
願望はいつも常に持ち続けなければいけないということはありません。逆に願望に執着してしまうと、うまくいかないような現実を観てしまいやすくなります。
「これは好転反応?」「こうしたらダメかな」「ああしたら叶わないかも」等あまり余計なことを考えてしまうと、疲れてしまうだけです。
願望を諦めたくなりそうになった時は、一旦その願望を手放してみる時期かもしれません。うまくいかない時は「なにか別の事をしたほうがいいよ」という合図です。
やりたかった仕事をするなり、趣味をするなり何でもいいので、うまくいかない時こそ熱中できることに集中です。もし何もしたくない時は、何もしなくても大丈夫。心を癒やすことが大切な時期もあります。
願望に執着しすぎると願望が逃げていってしまいやすいのですね。猫もなでたいなどの執着心を持ちながら近づくと逃げてしまいます。ですが猫は、こちらが執着心がない時は意外と側に来たがったり、かまってほしそうな素振りを見せるようになります。
一旦手放して好きなことをしているうちに、突然願いが叶うこともあります。とにかく気持ちを軽くして、楽しいという時間を増やしていけば、人生も好転していきますし、幸せになっていきます。
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