食べ物があることに感謝、いただきますは感謝の言葉

最近給食費を払っているから、いただきますを言わせないでと言う意見などが学校に寄せられているらしいですが、私は食べ物の対価がお金であるとは必ずしも思いません。

今の現代が貨幣経済で食べ物はお金と交換することになっていますが、食べ物とは作物が実らなければ手に入れることができません。農作物の不作があれば供給は減り、値段も高くなってしまいます。食べ物とは天からの恵みです。農作物が実るということはとても奇跡的なことです。

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食べ物があるのは当たり前ではない

スーパーに行けば食べ物が簡単に手に入りますが、それらは全て人の手で丹精込めて育てられたものです。小麦粉や野菜、肉などどれも全て、時間をかけて作られたものばかりです。

時々災害などで野菜が不作になると、スーパーでも値段が高騰しますよね。野菜など食べ物は比較的安価で売っているものが多いですが、実を言うと時価です。作物が少なければ値段は上がります。

もしキャベツが全く育たなくて販売することが出来なければ、いくらお金があってもキャベツは購入することは出来ません。キャベツはそんなに高くないからいくらでも変えるイメージがありますが、全く供給されなければどうあがいても、買えません。

また、地震や洪水など自然災害などで壊滅的な被害を受けると、食べ物の入手が困難になってしまいます。

自然の実りに感謝

別に頭を下げて食べ物にすごく感謝する必要はないので、ちょっとでも食べ物があって嬉しいと感じてみてください。食べ物があるから今お腹を満たすことが出来ると、感謝してみてください。

肉や野菜、果物は全て生きています。動物だけが生きているように思えますが、植物も生きています。私たちは沢山の命から栄養をもらい、自分の命をつないでいきます。動植物のお陰で私たちは元気に生きていくことが出来るのです。

だから「いただきます」の言葉はその動植物に対しての感謝の言葉です。感謝することでまた感謝を呼び寄せます。食べ物に感謝をすればまた食べ物がやってきます。

食べ物は食べられる分だけ食べる

最近は食べ放題などあらゆる所で食べ残しが問題になっています。食べ放題などバイキングではお金を払えば店のものはいくらでも食べれますが、食べ切れない分を取ってしまい、残してしまうのも問題になっています。

やむを得ず調子が悪くなって食べれなくなってしまう場合もありますが、はじめから食べきれない量を取らないようにしないいといけません。味が口にあわないかも知れないので、食べたことがないものは少量から食べるようにした方がいいと思います。

そんなバイキングのお店でも食材の仕入れや値段によっては、店のメニューも変わってきます。いつでも同じ食べ物を同じ値段で食べれるとは限りません。

日本では食料が豊富に感じますが、世界的には食料は少なくなってきています。実感は少ないかもしれませんが、食料不足の波はジワジワとやってきます。

とにかく今普通にスーパーに食べ物が売っていることに感謝です。普通にスーパーに行き普通に食事ができることは、とてもありがたい事です。食事をすれば元気になり、明日への活力になります。いい食事は幸せな人生へとつながっています。

本日もお読み下さり、ありがとうございます。