最近はミニマリストと呼ばれる、物をあまり持たないで暮らす人が増えてきています。最終的にはトランク一つで生活できるほど、荷物を絞る人もいます。淡々と日常を過ごしている身から見てそういう人たちは清々しさを感じ、時には似たような生活をしたくなることもあり、ミニマリストになるにはどうすればいいのかを、模索することもあるでしょう。
ミニマリストの基準は人それぞれ
ミニマリストの部屋で家具も何もない部屋で暮らしている人もいますが、あそこまでしなければミニマリストになれないわけではありません。服を半分に減らす、部屋のタンスはこれしか使わないなど、自分なりのルールを定めればいいのです。
ミニマリストにこだわりすぎて物を捨てるのが目的になるのも、本末転倒になってしまう恐れがあります。アレもこれも捨てなければミニマリストになれないと、ストレスを溜めてしまうのもよくありません。少ない持ち物でいかに快適に過ごすかが一番大切なので、目標を見失わないように気をつけなければいけません。
好きなものを厳選していく
ミニマリストになるためには、物を厳選する必要があります。しかし一度所有した持ち物は何かしら愛着を感じてしまい、いらなくても手放すのが惜しくなってしまいます。私も飲料のおまけなど対して価値の無いものをなかなか捨てられずに、持っていたことがありました。
オークションに売っても大して値段がつかないほど価値はないけれど、可愛いから何かに使えそうだなと言う理由で、いつまでも持っていたことがあります。でもある日、ゴチャゴチャした持ち物を減らしたいと思い、思い切って手放しました。手放す前までは抵抗がありましたが、いざ手放すと案外スッと執着を切ることが出来ました。
案外大切だと思っているものでも、大事にしていないものは大して愛着がありません。大事にしていたら毎日見るだけでワクワクするし、なるべく肌身離さず持っていたくなります。ちょっといいなと思って押し入れなどに放置しているものは、実は大して必要ないのかもしれません。
好きなものを厳選していくには、それ程大切でないものを片付けなければいけません。
人には押し付けない
一人暮らしなら自由にミニマリスト生活を描くことが出来ますが、一緒に暮らす家族がいるとなかなか上手く行かないこともあるでしょう。しかし人に自分のライフスタイルを押し付けるのはあまりよくありません。家族でミニマリストの家庭もちらほらありますが、基本的に家族が了承しなければ、無理に勧めないようにしてください。
物をたくさん持つ家族がいると、何とか減らしたいと感じるかもしれませんが、人のことはその人でしか解決できません。人をどうにかしようとするよりも前に、自分がどうなりたいのかを考えるのが大切です。
自分の持ち物や自分の部屋など、よく自分が使うスペースをメインに片付けるだけにとどめておくほうが、家族とのトラブルも少なくなります。共有スペースがゴチャゴチャしていて家族のものが散乱していると、処分したくなることもあるかもしれませんが、人のものには手を出さないよう徹底してみてください。
家族といえど他人です。ある程度の距離感は必要です。共有スペースにおいてある自分の持ち物を整理整頓して、いらないものを処分したり、家族の持ち物はまとめて片付けておいて、管理しやすいようにすればいいのです。
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