嫌な人、嫌な環境から逃れられない時のお守り言葉

人生

理想の人間関係を築こう、理想の仕事を探そう、自分に合う理想の環境に身を置こうと決めた時、今までの人間関係や仕事が嫌に感じる、辛く感じることがあると思います。

ハラスメントを受けている、そうじゃないけれど一緒にいると自分らしさが無くなってしまって辛い、と思ってしまう人、仕事が辛い苦痛だと感じているけれど、すぐには退職出来ない等、すぐ離れたいけれど時間がかかったり、「上手く離れられるだろうか」と不安を抱くこともあると思います。

嫌な人や環境からは即抜け出せ、というような言葉を聞いたことがあるのですが、どうしてもすぐ抜けるのは怖い、勇気がいることもあります。

嫌な人、嫌な環境にいつまでもしがみつくのは問題ですが、そういう時こそ少しずつ距離を取るような行動が大事なこともあります。即離れられる関係や組織もあるけれど、いろいろすり合わせなどですぐには動けないケースもあります。

とりあえず今回は、そういう応急処置的な状況でのお守りになるような言葉を少しだけ紹介したいと思います。

抱いたネガティブ感情を受け止めてあげる

嫌な人と一緒にいる時、嫌な仕事、嫌な環境にいるときは、沸々とその人や環境の事に対して、ネガティブなイメージが湧いてくると思います。嫌な人に言われた言葉でイライラしたり、悲しくなったり、攻撃的になってしまう事もあるかもしれません。

その時、「イライラしてはいけない」「悲しんでいてはいけない」と自分のネガティブ感情に対して否定的な気持ちが湧き出てくるかもしれませんが、ネガティブ感情を抱くのは悪い事ではありません。

人の本能は危機に対して敏感に反応しやすい部分もあり、そのためネガティブ思考に傾きがちです。だから、ネガティブ思考が危険センサーのように湧き出てくるときもあります。

ネガティブ思考自体は悪くなく、そういう思考をしてしまった後の言動が、ネガティブに惑わされたものでなければ大丈夫です。

だからとりあえず、嫌な人に言われた言葉でイライラしたり、腹が立ったとしても、「ぐっとこらえた自分はすごい、頑張ってる」と自分で自分を認めてあげるのが大事です。ほめるのは難しい時があるので、とりあえず今の自分を認めることが大切です。

嫌な仕事や辛い仕事も、「イライラしながらだったけど何とかやり遂げる事が出来た!」「辛いと思いながらも何とかやり切った」とネガティブな感情に揉まれながらも、やり切った自分を認めてあげてください。

ネガティブ感情を感じると自分をジャッジしたくなりますが、そうするよりも今の自分を認めるほうが気持ちが楽になるように感じます。「イライラ」「辛い、しんどい」とネガティブを感じたからといって、ダメな人ではありません。

悪感情を抱きつつも、そこに過度に振り回されず、目の前の事に取り組めたことが素晴らしいのです。

イライラや辛い、しんどいといった感情はずっと続きません。感情のサイクルは1日の間だけでも目まぐるしく変化します。イライラやしんどさも一瞬だけのもの。

おいしいごはん、楽しい映画やドラマ、漫画やゲームで一瞬で上機嫌になる事もできます。人の力ってすごいんです♪

しんどくてもいい、辛くてもいい、そう感じるのも大切な自分の一部だから。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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