合わない占いと潜在意識

占い

本格的な対面占い、電話占い、気軽な無料占いなど、現実世界やネットではあらゆるところで占いが浸透しており、ちょっとでも興味があるなって思われた方は、少なくとも1回は占ってもらったことがあると思います。

そんな中で、この人の話は心地いいけど、この人の話は微妙だな…とモヤモヤを感じてしまう事もあると思います。私も何度か経験しました。

そのような経験をすると時間がもったいない、お金がもったいないと、マイナスの面ばかりが気になってしまうかもしれませんが、見る角度を変えるとその体験もプラスになっていることがあります。

自分の軸がブレてもブレなくても、願望を振り替えるチャンス

恋愛相性占いをしてもらった時「相手との相性は悪い」「恋愛成就しない」と仮に言われたとしても、それに対して自分はどう思うのか、悪い結果だったとしても自分の軸がブレたのか、逆にブレて不安になったかどうかに注目してみてください。

占いって「困っている」「何とかしたい」と焦りや恐れ、不安などのネガティブ感情から来ているので、その纏っている雰囲気が周りに反響をし、タロット占いで悪いカードが出てしまうということはよくあります。

私は占い師でも何でもないですが、ネガティブ感情が強めの時は占い師さんが悪いカードをひくことが多かったです。

ネガティブ感情の雰囲気は一過性の物。人が纏う感情のオーラは同じ一日であっても刻々と変化をします。だから占ってもらう時悪いオーラで、結果も悪かったとしても、それが腑に落ちない、なんか違うなと思ったらそれが正解です。

もし軸がぶれてしまったとしても、それはそれで悪いものではありません。もしかしたら進めてはいけない恋愛なのかもしれませんし、何かしらの見直しの時期かもしれません。

独りよがりだと気が付かない事、見落としてしまっている事があります。占い師の相性が悪い、結果がいまいちだと損した気分になりがちかもしれませんが、人を介することで何かしら見直しのポイントを発見することが大切です。

要は「転んでもただでは起きない」ってことです。

占い師に恋愛成就は無理だと言われても、「そんなことないなぁ」「なんか違う…」「これは違う」と直感が思えばそれで大丈夫です。やや曖昧であっても自分の信じたい方を見れば大丈夫です。

人の言葉を聞いても、ブレないかを試されたのだなって思えばいいのかもしれません。

占いは深刻な気持ちで捉えるのではなく、ほんと遊び感覚がミソです。「なんか占いやってるぞ」っていう野次馬気分でいいのです。

占い師の言葉ではなく自分が何を信じるか

それなりの発言力のある人、有名な占い師、専門家などのそれなりに信頼のある人たちの話って、鵜呑みにしたり彼らの発言が真実のように思えるかもしれません。

確かに専門的な言葉や用語、テクニックなどは理にかなっていることはあるかもしれません。しかし、だからと言って権威に飲み込まれて、権威が上自分が下と言うような上下関係を作る必要はありません

今現在真実だ、信ぴょう性があると思われるものでも、それが未来永劫正しいものであり続ける保証はありません。科学技術や医療の発展により、今まで出来なかったものが出来るようになるかもしれませんし。

昔は常識と思われていることも、今は非常識となっているものもあります。昭和の時代は、今の時代ハラスメントになるような言葉、ハラスメントまがいな言葉、が普通に悪気もなく使われていた時代もありました。

難病の治療や、自然災害のほぼ完璧な予知、はたまたタイムマシンの開発など、現在フィクションと思われているようなものも、今後の未来は普通に誕生して生活に溶け込んでいるかもしれません。

だから今、占い師が悪い結果を言った、占いの結果が悪かった、逆に占いが良かったからと言って、それが未来には影響しません。あくまでも占いは今の時点での結果です。占いの結果の後、自分がどちらの方向を向くのかが大切です。

悪い結果を聞いてもよい未来を見つめるのであれば、その良い方向へ変わっていきます。逆に良い結果を聞いたのに、悪いほうを見つめているとそっちに流されてしまいます。要は今の時点の自分の向きです。

合わない占い師は自分と住む世界が違うだけ

合わない占い師の方であっても、それを責めたりインチキだと決めつけるのはナンセンスです。

彼らもそれなりの信念やプライド、何かしら人々の力になりたいという思いから、占い師として活動をしています。自分とは合わない人であっても、別の人にとってはとても救いのある人、導いてくれる人になっている事もあります。

彼らには彼らの思いや信念で、彼らに合う世界を展開させています。過度なジャッジは巡り巡って自分がジャッジをされる展開に導かれます。合わなければそっと離れるのが安全な行動です。

自分の感情や感覚だけで、合わない占い師の方をジャッジしてしまっては、自分の今後の方向が曇りがちになってしまいます。怒りや不満が湧いてくると思います、時間を損したお金を損したと、マイナス面が目立つ時もあります。

しかしそういう時も、そこで何を学ぶかこの経験で何を得たのかを、意識することが大切です。自分の軸を再確認できる機会だったかもしれませんし、占いに頼らずとも自分の力で切り抜けることに気が付くかもしれませんし、人と話すことで独りよがりだった自分に気が付くこともあります。

自分の都合がいいものだけが正しいのではなく、合わない腑に落ちないと思われるものでも、それが自分のための重要な手掛かりになる事はあります。目の前に石ころやがらくたしか見えない場所に来てしまったとしても、必ずそこに宝物はあります。

人と関わる所には必ず輝く宝物が待っています。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。

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